定点把握

高齢者施設に努める故、毎月定点把握なるマップに目を通す。コロナとインフルなど代表的な脅威のみになるけれどスクショして貼り付ける。

医院や病院など、一つの医療機関に上記の感染症で来院した人の数が日本地図に書き込まれているものだ。

ここ数か月、どんどん増えている。

まずいなあと思う。2類だろうが5類だろうが高齢者の命を奪う可能性大であることには変わりないから、私らはそんな分類には踊らされない。

お向かいにも特養が建っているのだが、そこは今年に入って３～４回ほどクラスターが発生しているらしい。ベランダに積み上げられるゴミや、職員がガウンやゴーグル、帽子などでフル装備をして働いているのが見えるのですぐ分かるのだ。
もはや、隠蔽しているところ以外はほとんどの施設が経験していると思うが、夏のコロナ対応は辛いぞ。

そんなこんなで今月も感染対策委員会。
手すりやドアノブは清掃員の方が掃除してくれているものの、意外にもｉｐａｄやＰＣのマウスやキーボード、個人のスマホを消毒している人が居ない。実はトイレの便器ほどに汚いのに。

それで今日はアルコール綿をチャック式の子袋に入れて配った。

私らは何てことないのかも知れない。でも、大事な人のために、今日も拭き拭きして過ごす。