天使ってほんとに居るんだな
猫くんたちが、キーボードの上に乗って困る。ある時は、ノーパソの角をガリガリ齧る。もちろん後からやって来てくれた子猫の方だ。
料理するために台所へ行くと二匹でドドド!とついて来てわざわざ足元で戯れハイテンション。脹脛にドンとぶつかる事故もあるイテテテっ!
トイレのドアを開ければ私より先に飛び込んでいく二人。
一人でトイレで用を足すということが無くなってから、たかだかトイレと言えども集中力がいることが知った。頼むから一人でさせて。
出て来るとPCの上に先回りしている。
そこでノーパゾの上に鏡を置いて座れないように阻止した上でトイレへ行ったのだが、見事に鏡は倒された。
私がPCの前にいることが一番多いからなのだろう。とにかくどこへ行こうが混雑している感は否めない。
困ると書いたくせに、実は笑ってばかりの私が居る。
しかし、12日前、子猫がうちに来たときは少し悩んだ。仲良くしてくれるかな?と。
うちに来て5ヶ月経つブランカはもう身体が大きいので留守中で喧嘩していたらどうしようとか。
子猫は初対面の時に『ママじゃね?これ、俺のママじゃね?』と突進して行ったが、ブランカちゃんは大外刈りや巴投げを食らわせた後にぺしぺし叩いていた。(しかし、ソフトタッチ。)
それからもレスリングや柔道のような光景は続いているが、手加減して優しくしていることが見て取れる。
そうしての12日後、何でもない光景を見て感動した。
仲良くなったなあ。ブランカちゃん、ブルーノに色んなことを教えてくれてありがとう。
二匹一度に身体に乗って来られた時も、小さな鼓動が聞こえる。グルグル言いながらの息遣い。
この平和な光景とぬくもりを幸せに思えば思うほど、ふと頭をよぎることがある。
こんな素敵な子たち。こんな命を消してしまえる人たちがいる、そんなことがとてもじゃないが信じられない。
と、悲しいことを考え出した時に、大運動会を始めて払拭してくれた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?