ひとつは全てを表す
昨夜、Kちゃんが「明日からだ。」と言うので気が付いた。
いよいよ今日から彼女は新しい介護施設へ就業する。
私と同じく2か月ほど有休が残っている状態で退職したので、本来なら今月いっぱいはゆっくりしても良い状況だった。
初めての有料老人ホーム、しかも某リゾートホテルグループが経営しているような高級施設。そこが彼女が正社として希望する企業だった。何もかも違ってドキドキだろうなと思う。
一方、派遣に甘んじているとは言え、別の有料老人ホームへ勤め始めて約一週間目を迎えた私も真剣。大分仕事内容や利用者様の顔も覚えた。ちょっと楽しくなって来た。
が、夕方届いた派遣会社からのメールで、ちょっとカチンと来る。
「当社の雇用保険に加入する手続きを進めていたところ、前の職場での雇用保険がまだ喪失されていないと言われました。どういうことでしょうか?」
9月初旬から働きたいと言って申し込んだ時も言った。実際に働き始めた9月末にも言った。「前の職場はまだ有休消化中です。退職日に達していません。」と。3回くらいこのやり取りをしたら、もうええじゃろ?と思う。そちらにとっては、こういうことが仕事だろうに、何故ちゃんと話を聴かない?
偏屈なのかも知れないが、2度3度とこういうことがあると、もうええじゃろ?と思うのだ。この派遣会社さんとは出来る限り早く縁を切ろう。
と、嫌なことが起こるのが人生だ。何を嫌と感じるか?と言うのも自分の現れ。
***
あんなに「早く働きたいよね。」と言っていたのに、いざお互い違う場所でスタートを切ってみると寂しいもので、ああ時間が一か月前に戻らないかなあ?という気持ちにもなる。
ところが一か月戻したところで良いことはないのよね。二人ともボロボロだった。前のところで頑張り過ぎて、あきらかに自律神経やられていたと思う。
それはさておき、Kちゃんの新生活も始まるということで、またお弁当の副菜の作り置きを始めた。
時には振り返る。でも、前を向いて進む時間を増やして行こう。
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