また一歩
また例によって怒涛のように過ぎた一日だった。運営会議や実地指導前の会議があったせいでもあり、はたまたお看取り間際に人に手をかけているせいもある。おまけにご利用者さんたちの健康診断続行中。
それはさておき、一昨日施設長から『明日、ご相談がある。』と言われていた内容が本日発表された。
Kちゃん、我が施設に来てわずか24日目。
早くも主任に任命された。
凄い信頼度だと思う。
私は元から知っているから推していたが、それを周囲やボスに理解して貰うのにそう長くはかからないとは思っていた。
が、たったの24日だ。ハッキリ言って全ての勤務体を経験もしていない。夜勤だってまだやっていない。
でも、分かって貰えたのだ。これは嬉しい。
自薦の人も多かったし、長く勤めている人も「早く辞令だしてよ。」と催促して来た人もいた。
私は彼も良いなと思っていたので主任2本立てで・・・と思っていたくらいだったのだけど、彼は副主任に任命された。
『こんなんで周りが納得すると思ってんの?』と彼は言うのはごもっともなこと。
いくらKちゃんが超人だと言っても色んな風当たりが強くなるのではないか。。。。
いや、これが意外とそうでもない。やはりKちゃんは凄いのだ。と言っていた帰り道。
Kちゃんが静かに言った。
『何言ってんの?その最も大きな要因はあなたですよ。恐ろしい。』と。
あまり意味が分からないのだが、てっきり自分がトップだと思っていた方の彼も「周りが納得すると思ってんの?」と憤慨していた際、施設長と二人で「だからこそあなたがサポートしてくれると思っての辞令ですよ。」と言ったところ『・・・・・・。わかった。』と返事をしてくれた。
そう言えば私も派遣から正社員になるのと同時の主任任命だった。多分私たちは苦労するのだろうな。
それは想像では分からないので、とにかく進んでみよう。
『またどこかで一緒に働けたら良いね。』からの約一年後、私たちは今ここに居る。