生命の不思議➇目は口ほどに物を言う
目は口ほどに物を言うは、
ことわざです。
目は口以上にその人の感情を表すという意味。
視覚、
見ることは、
五感の1つです。
五感は、
視覚、
聴覚、
触角、
味覚、
嗅覚です。
視覚は、
五感はの中でも、
目からの情報が90%以上だそうです。
目からの情報は多いです。
私はずっと看護師をしてきました。
その時の興味や見かたが癖になっています。
ちょっと変わっていますが、
違う見かたも自分の幅が広がるので、
書きます。
私の看護の考えかたので、
正常を知らなければ、
異常がわからない。
体の部分が、
全体を作っているので、
ひとつひとつの働きを知ることは大事です。
そして知るほどに不思議さを感じるのです。
精神科デイケアに勤務していた時、
クリスマスツリーを書いたものに、
雑誌を切り抜いて、
コラージュしていくというのがありました。
誰がどのくらい貼ってもよく、
共同して1つのものを作ります。
自分の気になったものを貼っていくのです。
自分が好きなものでもいいです。
癒され、
無意識の世界ですが、
目ばっかり切り抜いて貼っている人がいました。
心理的な分析は、
人の目が気になるということらしいです。
作業の様子、
ちゃんと時間内に収められるか、
精神科なので、
行動なども診察や治療の対象になります。
自分よりも他人の目が気になる人で、
辛い思いをしていることを知りました。
でも見た目のその人はとっても明るく見えます。
表面的と内面は全然違い、
私の心にずっと残っています。
私には、
目の見えない知り合いがいます。
いつも尊敬するのは、
聞いて全部覚えてしまうことです。
資料を見返したりできないので、
一回で覚えてしまいます。
見えない苦労はいっぱいあると思うのです。
見えることがあたりまえで考えると、
安全確保、
道に何かあってよける。
たくさんありますが、
工夫をして生活をしています。
年を重ねると、
老眼、
白内障で見えにくいなどが出てきます。
私でいうと、
ずっと近眼のコンタクトレンズでした。
ある時から遠近のコンタクトに変え、
近くは電子カルテが読める、
遠くは誰かわかる程度に合わせてもらいました。
今は病院勤務もやめ、
眼鏡をつけかえています。
当たり前はないと思うし、
生命の不思議を感じます。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。