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ゆるつら【私が吉本新喜劇で感動した2つの理由】
今日は初めて吉本新喜劇を観に行ってきました。
チケット代が4,700円と、なかなかの値段がするんだけど
これが思っていた以上に良かった。
なんばグランド花月でうるっと感動するとは思ってなかった。
わたしが感じたのは、以下の2点。
まず1点目は
「本気で人が頑張ると心が動かされる」
8年前にブレークした藤崎マーケットが漫才に出演していた。
出だしの掴みがあるはずのラララライ体操が、そんなにウケなくて
その後の漫才も、スベりながらも必死に頑張っている2人を見たら、涙が出そうになった。
「本気で頑張る」って大人になるとなかなかない。
だからこそ、本気で頑張っている人に心を動かされるし、応援したくなる。
「本気で頑張る」ってこんなにカッコいいことなんだな、と教えてくれました。
藤崎マーケットの2人ありがとう。
そして2点目は
「物事に真摯に向き合ってきたか、と言うのは年を重ねる毎に明らかになる 」
これはオール阪神巨人の漫才を見て思ったのだけど
特にオール巨人さんの漫才がすごいの。
発音にしても、マイクに通りやすい、お客さんに分かりやすく話していた。
きっと研究し続けているんだろうな、と感じられるマイク使い。
笑いにしても、オール巨人さんなんて大御所なのに、手抜きが一切ない。
漫才なんて流れていくものだから、何となく面白いような事言ってたら、ウケてるような感じがする。
だけどオール巨人さんの漫才は違った、笑いに対して真摯に向き合ってた。100%自分の力を出し切ろうとする姿勢。
慣れとか惰性じゃなくて、新鮮な気持ちで舞台に立っているのが伝わってきた。
わたしも、50歳、60歳と年を重ねていっても
より新鮮な気持ちで
いつまでもチャレンジ精神をもって
物事に真摯に向き合う
そんな年の取り方をしたいなぁ、としみじみ思った。
こんな真面目な分析をしたけれど、漫才も吉本新喜劇も手を叩いて笑うくらい面白かった。
4,700円の価値は十分にあるよ!
大阪に友だちが来るたびに、連れて行きたい場所がまた1つ増えました。