勇気づけられる曲(2)
昨日は自分のためだけにアップしたが ↓
https://ameblo.jp/darshaan/entry-12706086173.html
いっぽう、「人のためにやる音楽」といふものもある。
ベルリンの壁・ソヴィエト連邦が崩壊したのは1990-91年。その原因は軍事費増大や指導部の腐敗、物不足などいろんなことがあろうが、1つにはオットー・ハプスブルク氏による「ヨーロッパ・ピクニック」というのがあった。
オットー氏はハプスブルク家の当時の当主。彼は東欧の民に呼びかけた。「ちょっとピクニックに行かない?」。
ハプスブルク家であるからめちゃくちゃ影響デカい。ハンガリーからルーマニアから、ブルガリアから、人々は弁当持って、ぼちぼち歩いてピクニックに出かけた。
その数じつに数百万。国境線を押し倒し、続々西側に入った。
西洋、ことヨーロッパには“ノブレス・オブリージュ“という伝統規範があり、それは
「高貴な者は相応の責任を負う」
といふもの。
日本の天皇家と、ヨーロッパの王室や貴族とはここがいくぶん違っており、欧州の高貴なる者には人民国土を、自ら率先し血を流して守らねばならないという規範が古来からある。
※天皇家のために弁護するが、現上皇と天皇は、この覚悟があると見受けられる。民主主義教育の賜物だろう。
これがいわゆる東側を崩壊させた原因の1つ。
そしてトドメを刺したのは、1989年、ガチでソ連時代の末期にモスクワで行われたコレじゃないだろうか。『モスクワ・ミュージック・ピースフェスティバル』。
◆スコーピオンズ ー Blackout
ソ連の若者、めっちゃ喜んでおる。ミュージシャンも嬉しかっただろうなあ。
続きましてはボン・ジョビ。
◆Livin' on A Prayer
◆モトリー・クルーは〝Girls Girls Girls〝
女って、やっぱイイよなあ♪
スキッド・ロウがプレイするのは
◆Youth Gone Wild
ボンゾの息子ジェイソン君を交え、全員で
◆ロックンロール
夜になり、再びボンジョビ。希望の歌だ。
◆Blood on Blood
圧政続いた自称社会主義国家は、これで引導渡された。
なぜか。人間誰しも自由を求める。好きな音楽を聴き、うまい飯を食いたい。政治家だって、自分で選びたい。
それはどこの国の人でも変わらない。同じ民草、だって可哀想じゃないですか。
音楽には、世界を変える力がある。モスクワのコンサートはその証左で、源は「愛」である。
やりたい音楽を勝手にやってるだけじゃない。うむ、もちろんそれは動機だが、自らを愛せる者は人をも愛す。迫害虐待されておる、世界の人を。
目下総選挙真っ只中。UR汚職野郎の甘利自民党幹事長や元外務官僚・作家の佐藤勝をはじめクズどもが
「これは体制選択選挙です。野党連合が勝てば共産党の政策が入り込み、日本は共産化します」
などとデマを飛ばしておる。
バーカ。日共と立憲その他との政策協定にはそもそも「天皇制廃止」だの「日米安保条約破棄」だの全く入っていないというね。
しかも連中は、共産主義の何たるかを分かっていない。能力に応じて働き、必要に応じて享受するという共産主義の目標は、いわば人類の理想じゃないか。
未だかつて歴史上、実現していないだけで。
※ソ連も中国も北朝鮮も、俺に言わせりゃ社会主義・共産主義ではありません。エセ共産主義であり、単なる独裁国家です。
そこに愛はあるんか?
ラストはソ連邦崩壊に大きな影響を与えた曲。
◆スコーピオンズ ー Wind of Change