久方ぶりに、ヅカネタ(毒入り)
誠也@カープの4番がなぜか〝ウル虎の夏〝のユニフォーム着て、ホームラン打って。
そうして今週末から大劇場では、まこっつぁん主演でロミジュリが始まるげな。
※今朝の日刊スポーツ
読みたかろ? 読めないように、わざと小さく撮りました(^▽^)
スポーツ新聞を買わないあなたが悪い。ざまみれ(笑)
こと関西のスポーツ紙には、定期的にヅカインタビューが載るでの。
ロミジュリって雪、月、星と再演相次いでおるんやね。今回はまた星組とか。
俺が観たのは初演、ちえちゃんねねちゃんのアレ。梅芸だかで観て、のちに博多座まで追っかけて。
ロミオとジュリエットといえば映画では、オリビア・ハッセー(布施明の元奥さん)のこれ。
後年ディカプリオか誰かが演じたらしいが、それは知らん。
シェークスピアというのはね。本作こそラブストーリーぽいけど、一様に悲惨であり毒に満ちている。うっとりしても良いけれど、英国人特有のシニカルな毒舌。
※御両人は文字通り、毒をあおるわけだし。
三大悲劇のひとつ『ハムレット』なんて悪口雑言。それがめちゃくちゃ小気味良い。悲劇っちゃ悲劇なんだが、原作読んで俺はむしろ爆笑。
宝塚ではロミジュリでもそのあたり、オブラートに包むというか宝塚風に「笑い」に転化している(いた)けれど、これは「宝塚だから」なのであり、皮肉がストレートには出て来ない。
それが良さでもあるわけだが。
※毒こそ栄養なので、昨今流行りの健康志向ばかりじゃ人間飽きちまう。
とまれ『ロミオとジュリエット』をミュージカル化したのは英国じゃなくフランス。ブロードウェイでもなくロンドンでもなく、フランスつーのは珍しく、オリジナル版を星組初演の後に(つーか宝塚とのコラボ的な来日公演)これまた梅芸あたりで観たけれど、うむ。うまく綺麗に、しかしダイナミックに作っていましたね。
終演後、キャストの人々が2階ロビーで ー かつての音楽座よろしく ー 客を出待ち。
イングリッシュで会話し、とある脇役に
「あなたの演技でワタクシ腰を抜かした。まことにブラボーであります」
そう言ったら、めっちゃ喜んでいました。
あれから10年以上。早いもので、俺も今は宝塚の進歩というか流れに、ついて行かれんごとなった。
ちょっと目を離したら、誰がトップか相手役か、すーぐ分からんごとなる。宙は真風さんで・・・花は柚香氏か。あのキリンさんみたいな。
だいもんはどこ行った。雪?
ことほど左様に、コロナ禍もあって、眼を離して久しい。上の新聞左上の記事にある人なんか全然知らんもん。
まことに申し訳ございません。。。
結局何が言いたいかというと、ただ書いただけ。意味なんかありません。
俺のシェークスピア・デビューも柄谷行人の『マクベス論』(講談社文芸文庫『意味という病』所収)。いわく、
「雨が降っています。そこに意味などありますか?」
これはシェークスピアが書いた台詞だが、柄谷氏が「マクベス」でもって、キリスト教という〝意味の体系〝を批判的に分析した名作。
しかし取り急ぎ、むかし帰省にかこつけ博多座へ追いかけて行った時(前後)の自作動画を。
曲は久保田利伸、写真は全てガラケーで撮りました。
動画ラストのちえねねのペアカップやら、今は売りよらんとやろ?
ふふっ。では、さようなら。