ゼルダシリーズとブレスオブザワイルド
30日ブログ2日目。
今日はブレスオブザワイルドを従来のゼルダの伝説シリーズと比較して、個人的な感想をまとめることにする。
ブレスオブザワイルドをプレイしながら、トワイライトプリンセスやスカイウォードソードなど過去作に触れているが、プレイしていると従来のゼルダとは違うということを強く感じる。
開発のコンセプトにゼルダのアタリマエを見直すということを掲げている通り、従来とは大きく路線を変えているというのが主な理由の一つだろう。
ダンジョンもとい祠は短く、謎解きが分かればサクサク進めるが、これまでの作品と比較するとボリュームに欠ける。強いて言えば4神獣の内部がこれまでのダンジョンに該当するのだろうが、やはりボリュームは少なく、あっさりとクリアできる印象がある。
この点に関してはオープンワールドにしたことにより、広大な土地を駆け巡らねばならないため、ダンジョンを簡略化することにより、ストレスを少なくして回るためのものだということだと考えている。ただ120個もある(DLC含めるとプラス20個ほど)という点についてはなかなかハード。
ライフが出てこず、食事を摂ることによりライフを回復するという点については特に不満はなく、料理の種類が少なくもう少しレシピが欲しかったという点があげられる程度である。
ストーリーは追いたい人のみが追えるようなシステムになっており、純粋にアクションとしてのゲームを楽しみたい人やゼルダを全く知らない人でも存分に楽しめるゲームになっている。
過去作と比較するとストーリー自体は短いのだが、その分深読みや考察をすることが出来るような内容になっており、ゼルダファンにとっても文句のない内容ではないだろうか。強いて言うならば、キャラやストーリーの掘り下げをしてほしかったというのがあげられるかもしれない。
このようにブレスオブザワイルド自体の完成度は非常に高い。だがプレイしていて思うこととしては、これはゼルダではないような…という点だ。
アタリマエを見直しているのでそれはそうだろうと言われたらそれまでの話だが。ただプレイしていてどうにもゼルダという感じがせず、違和感がずっとある。
従来の作品に慣れすぎているという点が1番大きく、これが新しいゼルダの形ということを受け入れるという姿勢が足りていないのかもしれない。少しずつ改善出来たらばと思うが。
国内外で多くの評価を得たブレスオブザワイルドだが、次回作は続編となっている。
次回はどのように仕上げてくるのかが楽しみでたまらない。