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【MUSEUM EXPLORER vol.08】 金沢21世紀美術館

「MUSEUM EXPLORER」マガジンでは、実際に訪問してみて面白かった美術館・博物館・水族館などを、写真を中心にご紹介します。

今回は、石川県金沢市にある「金沢21世紀美術館」へ。

《スイミング・プール》/ レアンドロ・エルリッヒ

金沢21世紀美術館は、石川県金沢市にある現代美術を展示する美術館。2004年に開館し、昨年でオープン20周年を迎えました。

SANAAによる総ガラス張り、円形の建物も特徴的で、「まるびぃ」の愛称でも親しまれています。

《消失のシアター》《想像力の果てI》/ アドリアン・ビシャル・ロハス
「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」展(金沢21世紀美術館)展示風景

特徴のひとつは、天井高のある広大な展示室。他の美術館ではなかなか見ることが出来ないような大きなスケールの作品を体験できます。

さらに、展示室以外のスペースも使ったダイナミックな展示作品は、展覧会のチケット無しで鑑賞することができます。

階段の吹き抜けに展示された《喪失の美学》/ サラ・ジー
通路に展示された《シーブリーズ アナザー・ディメンション 2024版》/ 村上隆。
《ブルー・プラネット・スカイ》/ ジェームズ・タレル

この美術館でしか見ることができない「恒久展示作品」も楽しいです。

有名なレアンドロ・エルリッヒの《スイミング・プール》だけでなく、天気によって全く異なる印象を与えるジェームズ・タレルの《ブルー・プラネット・スカイ》、ヤン・ファーブルの《雲を測る男》なども。

屋外の恒久展示作品は、チケットなしでも楽しめます。

常設ではありませんが、こちらの美術館のコレクション作品も、なかなか他では見られないような作品も多いです。2024年から2025年にかけて、開館20周年を記念した大規模な「コレクション展」も開催されています。

《SUPER RAT (Showcase)》/ Chim↑Pom
「コレクション展2 都市漂流」(金沢21世紀美術館)展示風景
《プライウッド新地》/ 宇治野宗輝
「コレクション展2 都市漂流」(金沢21世紀美術館)展示風景
《カラー・アクティヴィティ・ハウス》/ オラファー・エリアソン

屋外の「交流ゾーン」は、22:00まで、カフェレストランも20:00までと、夜間まで訪問できるのが嬉しいところ。屋外作品はライトアップもされ、昼とは違った表情が楽しめます。

また、金土曜日は、屋内の展示も20:00まで夜間開館。日中より人出も少なめで、ゆったりと展示を楽しめます。

金沢21世紀美術館

URL:https://www.kanazawa21.jp/
所在地:石川県金沢市広坂1-2-1
開館時間:展覧会ゾーン 10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
交流ゾーン 9:00~22:00
休館日:展覧会ゾーン 月曜日(休日の場合は直後の平日)、年末年始
交流ゾーン 年末年始
入場料:展覧会ごとに異なる

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ぷらいまり。
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