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【MUSEUM EXPLORER vol.12】

「MUSEUM EXPLORER」マガジンでは、実際に訪問してみて面白かった美術館・博物館・水族館や、建築が特徴的な館を、写真を中心にご紹介します。

今回は少し小規模ですが、ユニークな都内の博物館、「お茶の文化創造博物館」へ。

「お茶の文化創造博物館」エントランス

おうちで淹れたり、ペットボトルで買ったりと、身近な飲み物「緑茶」。でも、いつから飲まれているの?とか、もともとはどこの国から来たものなのか?とか、意外と知らないことも。

「お茶の文化創造博物館」では、そんな風に意外と知らないお茶について、歴史や文化など、さまざまな角度から学べます。

「お茶の文化創造博物館」は、2024年5月に汐留にオープンしました。運営は、「お~いお茶」でお馴染みの伊藤園です。

お隣には「お~いお茶ミュージアム」もあります。(こちらは入場無料。)

パナソニック汐留ミュージアムのお隣、「旧新橋停車場」の建物内にあります。

漢方薬などをつくる「薬研」や、「石臼」をつかって、お茶っ葉から粉のお茶をつくる体験など、体験型の展示も。

年表やパネルでの展示だけでなく、実物のお茶道具や、お茶運びのからくり人形など、幅広く展示されています。

パネルや模型で分かりやすく解説。

特に楽しかったのが、漢方薬などをゴリゴリとすりつぶす「薬研」や、重い「石臼」をまわしてたりといった体験型の展示。身近なお茶がどうやって作られてきたのかを知ることができます。

江戸時代の水茶屋の実物大再現展示。

大型のシアターや、プロジェクターをつかったインタラクティブな展示のほか、江戸時代の水茶屋の実物大展示も。まるで浮世絵の中の世界。

ちょうど今年の大河ドラマのような雰囲気も味わえますね。

「旧新橋停車場」外観

「お茶の文化創造博物館」の入る建物は「旧新橋停車場」。明治5年に日本最初の鉄道ターミナルとして誕生した新橋停車場の跡地に、当時の様子をできるだけ忠実に再現するかたちで、2003年に再建されました。

「旧新橋停車場」建築模型。

建物内には本博物館のほか、「お〜いお茶 ミュージアム」や「鉄道歴史展示室」などの施設も入ります。

明治の当時の遺構も残るほか、内装も美しいです。

※カフェの写真を撮り忘れました・・・写真は展示のようすです。

館内には、各地の緑茶や抹茶ソフトクリームなどを楽しめるカフェもあります。

また、展示の中で観られる、明治時代のお茶ラベルをあしらったグッズなど、ミュージアムグッズも充実していました。

お茶の文化創造博物館

URL:https://www.ochamuseum.jp/culture/
所在地:東京都港区東新橋1-5-3 旧新橋停車場内
開館時間:10:00〜17:00
休館日:毎週月曜日
入場料:大人500円

Instagramをはじめました

https://www.instagram.com/tokyo_museum_explorer/

行ってよかった美術館・博物館・水族館などを、写真で紹介していく予定です。よかったらフォローお願いします。

こちらのマガジンで毎週月曜日に更新しています。


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ぷらいまり。
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