【MUSEUM EXPLORER vol.06】 インターメディアテク
「ミュージアム散歩」マガジンでは、実際に訪問してみて面白かった美術館・博物館・水族館などを、写真を中心にご紹介します。
今回は、東京駅前のKITTE丸の内の2,3階にある「インターメディアテク」へ。
「インターメディアテク」は東京駅直結のKITTE丸の内2,3階に位置する博物館。東京大学が1877(明治10)年の開学以来蓄積してきた学術標本が無料で公開されています。
特筆すべきはその標本の種類!
2階は自然史、3階は文化史というおおまかな区分で展示が成されていますが、動物の剥製や骨格標本から、鉱物、数理模型、古写真、考古学、工学機器や測定装置、蓄音機などの古い機械まで、幅広い分野の資料が展示されています。
標本の展示方法もユニーク。
通常の博物館のように、明確なジャンル分けがあるわけではなく、広い展示室の中に様々な分野の標本が、緩やかな繋がりを持ちながら展示されています。
また、本ミュージアムの入るKITTEは、昭和初期を代表するモダニズム建築・旧東京中央郵便局の局舎を活かした建築。
2階では昭和の旧東京郵便局時代の床板が残されていたり、展示室の什器や机なども、東大で使用された古い道具が使われていたりと、昭和初期のレトロな雰囲気も魅力的です。
館内が基本的に撮影OKになったのも嬉しいところ。
宝探しをするように、自分の推し展示物を探して撮影してみたいですね。
なお、この常設展示だけでなく、年に何度も「企画展」も開催されているので、いつ来ても新しい発見があるミュージアムです。
金・土は20時まで開館。お近くの方は会社帰りにも立ち寄れますね。
夜間は、ミュージアムの窓から見える東京駅もライトアップされて美しいです。
インターメディアテク
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