iPhoneで工具を3Dスキャンしてピッタリなケースを3Dプリントしよう
この記事について
こんにちは、ぷらぎあです。
突然ですがみなさん、iPhoneで3Dスキャンしてますか?僕はしています。
それをもとに3Dプリントしてますか?僕はしています。
みなさんご存知だと思いますが
工具がピッタリ収まるケース界隈では、日夜いかに工具をピッタリ収めるか研究されています。
みなさんもお気に入りの工具をピッタリケースに収納して愛でたいですよね?
これをやるにあたり、本当は専用の3Dスキャナが欲しいのですがまともに使えるものになると結構お高いです
欲しい・・・
とか考えていたら、手元にあった携帯電話機(?)になぜかLiDARセンサが載っていたのでこれを使ってどうにかしていこうという記事になります
スキャン対象
今回はみんな大好きプライヤーレンチを
お試しでこのケースにピッタリ納めてみようと思います
ハンドヘルド3Dスキャナ(iPhone)を使って3Dモデルを書き出す
今回はNiantic社のScaniverseというアプリを使っていきます
無料で様々なファイル形式に対応している素晴らしいスキャンアプリです
アプリにもいろいろありますし方式も様々ですが、今回はあくまで一例ということにしてください
メッシュモデルが必要なので今回はLiDARスキャンを選びました
アプリのチュートリアルを参考にスキャンしました
手前が本物で、奥がAR表示です
これをSTLで書き出してクラウドなどを経由してPCに取り込みます
設計する
3DCADに取り込みました
・・・テクスチャがないとこんなものですね
外形線が取れればOKなので良しとします
次に商品画像を持ってきて大きさを合わせて配置します
「最初から画像から作ればいいのでは」というツッコミが来そうですが、画像だけだとスケールを合わせるのが大変です
特にこういった丸みを帯びた対象物はノギスで寸法とって合わせこむ~みたいなのが困難です
3Dスキャンは画像のスケール合わせのための補助に使うわけですね
次にスプラインをいい感じにスケッチして
隙間を1[mm]くらい空けて
ケース内装に合わせたブロックに押し出しして
指を入れる溝を彫って
装飾を加えたら完成です
3Dプリント
それではみなさんお持ちの3Dプリンタでプリントしていきます
完成
できました!
いい感じですね
最終的には工具キャビネットの引き出し一面をこの方法で埋め尽くそうと考えています
いかがでしたか?
それではみなさんよい3Dスキャン&プリントライフを!
使用した3Dプリンタはこちらになります
現在25%OFFになっています
ご興味ありましたら以下の記事もどうぞ