大学院と仕事と受験勉強の両立
ご質問を受けましたので、お答えします。長くなり、コメントの字数制限にひっかかるため記事にしました。
まず現状ですが、大学院の法学専攻1年生全員に聞いたわけではありませんが、50人のうち20人くらいに聞いた私の体感で、税理士試験の受験が終わった人3割・受験中7割、受験が終わった人2割かもしれません。受験中の方が非常に多い印象です。(免除目的ではない人はたぶんいません。)
現在、東亜の講師をしておられる脇田先生(みきママ)は2年次で3科目目の消費税法に合格されていますので、3科目目を受験しながらの大学院は割と普通なのかもしれません。1科目目を受験中(入学の時はまだ受験したことがないと言っていました。オドロキ。)の方もいます。
大学院では前期4科目、後期3科目のレポートが課されますが、慣れるまでの脚注の入れ方や引用方法が難しかったり、図書館に行って調べたりする必要があったりするのを考えると、意外と時間がかかります。ここに試験勉強が入ると大変だろうなとは思いますが、通学と比べるとはるかに両立はしやすいですので、社会人は多いです。ほぼ社会人かな?くらいです。
それから最近思ったのはお父さんお母さんが多いこと。
0歳とか1歳とかの乳幼児がいらっしゃる方もいますし、もうお子さんが成人されている方もいます。
乳幼児や小学生ですと、週末は家族サービスというお父さんもいますし、子供が幼稚園に行ってる間に勉強するというお母さんもいます。
授業は2か月の間いつでも見ることができますし、レポートはいつでも書けますので、ちょっとした隙間時間で大学院生ができます。通学となるとこれは難しいですね。
社会人で、受験が残っていて、大学院に行きたいなら、私は東亜が最適解だと思っています。私は受験が終わっており、自宅勤務で小学生の子供が2人いますが、いまから通学に変更となったら続けられる気がしません。思えば税理士試験の受験勉強もずっとオンデマンド環境でした。
東亜のいいところ、それは通信であることだけではありません。教授陣が豪華であることです。
金子宏先生は残念ながら2022年8月に亡くなられましたが、租税法の第一人者にして権威である金子先生は東亜大学の教授をされておりました。そして金子先生以外にも著名な先生がたくさんおられます。修論の指導の質も最高である(と思います!まだ本格的な指導前なので。)し、論文での免除認定申請に担当教授の名前が書かれることを考えると、教授の名前が著名であるに越したことはありません。
願書請求で送られてきたパンフレットの先生方の名前をネットで調べてみてください。Wikipediaに出てる人もたくさんいますし、出ていなくても実務ですごい人がたくさんいるんですよ~。
もう1点、通信のいいところは、全国各地に(税理士のたまご)仲間ができることでしょうか。これは卒業後身に染みて実感できることかもしれませんね。
2年次に忙しくなるのは、わたしも今から心配している点ですが、テーマ選定を早めに行い早く書きだせばそんなに忙しくならないのではないかと考えています。実際、11月のスクーリングで「あなたは大丈夫」と言われていた方もいたので、そのようになるためには早めに準備するしかないと、ゼミの人たちと近況を報告しあっています。
税理士試験と違って運の要素はなく、頑張れば認められる世界ですので、頑張る甲斐はありますし、院での研究活動は税理士になって非常に役立つと院にきて思いました。
がんばってください!
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