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アカモク

【アカモク】赤藻屑 
学名:Sargassum horneri (Turner) C.Agardh
褐藻綱(かっそうこう)ヒバマタ目ホンダワラ科
分布:日本全域(北海道東部を除く)、朝鮮半島、中国、ベトナム北部
地域名:岩手県「ギバ」「バチモ」、秋田県「ギバサ」、山形県「銀葉藻(ギンバソウ)、新潟県「長藻(ナガモ)」他多数あり
▶︎もっと知りたい方は「市場魚介類図鑑」へ
※見出し画像提供:あおもり海藻コンシェルジュ協会

生の状態は赤褐色で粘りがあり、収穫後すぐに火を通すと緑色になる。
古くから食習慣があったのは秋田や新潟など一部の地域であったが、機能性が注目されてからは全国で食用として収穫され化粧品等にも使われている。

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<主な栄養成分・フィトケミカル>
多くは2種類に注目される。
フコキサンチン:褐藻類に含まれる赤い色素でカロテノイドの一つ。
抗酸化、抗肥満、抗糖尿などの作用あり。

フコイダン:炭水化物の一種、多糖類。粘質、水溶性の食物繊維。抗酸化、コレステロール低減、肝機能向上、血圧安定など。免疫力強化。
わかめ、昆布の数倍含まれている。

ミネラル成分のカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛も他の海藻類に比べ多く含まれている。他には、ビタミンK、アルギン酸、オメガ3脂肪酸など。

世界では
海藻類を食用とする文化はあまりなく、漁業者の邪魔者扱いであったが、機能性に注目されていることと、水質保全に役立つことが評価されている。日本でも宮城県松島湾など全国で生育され研究も進んでいる。

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                         写真はイメージです。

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