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ヒバ材・杉材の木工品の現場へ。津軽南端の町には木製クラフト工房もあるのだ。
青森県南津軽郡大鰐町(おおわにまち)。そこは温泉とスキーの町。地域植物としては、在来種の小八豆(こはちまめ)で作られる伝統野菜「大鰐温泉もやし」がある。(これについてはまた別のところで)
大鰐町の駅からもう少し山側に入ったところにあるのは、木工工房「わにもっこ」さんの作業場とショールーム。
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秋田杉(大鰐天然杉)と青森ヒバの混合林をご案内いただいたあと、工房に潜入することに。
ちょうどこの日は、この森の杉ではないけれど、杉材と青森ヒバを使った商品(団体向け納品用)の作業があるとのことだった。
森林の状況を肌で感じた直後に、木材から生活用品に形を変えていく姿を間近で目撃できるのだ。国産材について理解を深めるまたとない機会だ。
日曜日にもかかわらず、とても丁寧に案内してくださったのは森に引き続き、わにもっこ代表の山内さん。
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わにもっこの精巧な木製品の細部には、そのこだわりや手にする方への配慮までが現れている。動画はそのほんの一部だけど見てほしい。
工房近く、別の建物にはショールーム。
そこにはこんな作品も。山内さん、蝶にもとても詳しい。「旅するチョウ」と呼ばれる「アサギマダラ」もヒバ製の標本箱に収められていて、ヒバのヒノキチオールのおかげで防虫、防カビでバッチリなんだとか。
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商品以外にも、近隣の植物の葉っぱや木の実が木製フレームに入っている。そのままでアートギャラリーだ。
plantripで取り扱いの商品も並んでいた、この中の様子も少しご紹介。
最後には、山内さんの思い入れあるいくつかの作品のうち、代表的なものを教えていただいた。
長編動画になりそうなくらい、興味深いお話、魅力的な作品や展示ばかりで長い時間お付き合いいただいた。感謝申し上げます。
国産材や木製品に興味がわいた方は、住んでる近くのものに触れてみるのもいいし、温泉と大鰐温泉もやしを楽しむついでに青森へのマニアックな旅で訪れてみては。
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▼他のわにもっこ商品はこちらで。