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<第21回>交配の方法を知る④

第18回から交配について一般的な方法と私なりの考え方をお伝えできればと考えて配信をしています。前回まで、そもそもなぜ交配するのかについて、お話をしていきました。今回は生み出す花のイメージができたことを前提に、どのように親株を選ぶのかについてお話をしていきましょう。
今日も最後までよろしくお願いします。

今回の内容もRadiotalkで配信をしています。


親株というと、呼んで字のごとく親になる株のことを言いますが、細かく言えば種をつける株のことを言います。

基礎となる株と思ってもらえば良いかと思います。この親株をどのように選ぶのかというと、自分がイメージしている将来像に近いかどうかで選びましょう。花はイメージ通りか、草姿はどうか、根張りはどうか、などの条件を見ながら選ぶとさらに良いでしょう。

そこに、花粉をつけていきます。
この花粉を持っていた株もよく見ておきましょう。
花粉を持っている株主は2通りです。
自分の株の花粉なのか、他の株の花粉なのかです。
自分の株の花粉であれば特に問題ありません。

しかし、他の株の花粉であればどこがどう遺伝子て欲しいのか、しっかりとイメージしてください。また、逆にどこが遺伝して欲しくないのかもイメージしておきましょう。
そして、その情報をメモに残して次回の種まきまで残しておきましょう。

こうすることで、親株に種がつくことになります、

しかし、ここで注意です。親株だけの花粉で種を作り続けた場合、遺伝子が弱くなり、花粉や種をつけなくなってしまいます。
ですので、常に似たような性質を持つ株を常に準備しておきましょう。そうすることで、交配をより有意義なものにしてくれます。

今日は親株の選び方についてみていきました。いかがだったでしょうか。
次回は少し難しい、遺伝についてお話をしていきたいと思います。

それでは今日も良い1日を。

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