見出し画像

転職して半年経過!!

明けましておめでとうございます。プラント電気マンです。

化学メーカーの電気計装設計からエンジニアリング会社の電気計装設計に転職して約半年となりました。あっという間だったと思います。このあたりで再び振り返りをやりたいと思います。

ちなみに転職体験談&攻略についてはこちらの記事です!!

化学メーカーとエンジニアリング会社の違い

化学メーカーからエンジニアリング会社に転職して変わったこととして、第一に残業が増えました。

化学メーカー時代はいわゆるホワイト企業だったので、残業は月に10時間もあったっけ?という具合でした。電気計装設計を担当しており、ついでに電気主任技術者もやっていたので、連休の際は3~4日くらいは休日出勤がありましたが、そこを除けば素晴らしいWLBでしたね。

エンジニアリング会社に移ってからは月の残業40時間前後がザラに続いています。まだ業務負荷は軽い方でこれなので、戦々恐々としてます(泣)。向こう2~3年は業務負荷が増える一方らしいんで、も~ヤバいよ!ヤバいよ!状態です。

働き方についても多少変化がありました。前職は工場勤務ということで、コロナ禍でも毎日元気よく出社していましたが、今ではリモートワークが自由に出来るようになりました。この前も積雪が不安な日はお家でぬくぬく仕事ができました。

前職では工場勤務者は出社義務がある中、本社の人や研究所の人はリモートが可能でした。正直けっこう不満だったんですが、他の人はあんまり文句を言ってなかったですね。なんでやねん!

工場なので出社しなければならないのは理解できたのですが、田舎勤務でコロナ禍でも頑張って出社してる中、本社や研究所の人だけがリモートワーク出来るのは、ひどく不公平だと感じたんですよね。もう半年経ちますが、今でもそうなのかなあ(遠い目)

あとはまあ給料は増えましたね。残業が増えてるので当然ですが、基本給も7~8万くらい増えたので、月給的には10~15万近く増加した形です。福利厚生も前職と同等以上といったところでしょうか。借上社宅制度が使えたので、新築の賃貸マンションに割安で住めるのは嬉しい限りです。

仕事について

この半年間でバイオマス発電所の電気設計を主に担当し、以下の業務経験が積めました。

・高圧のディーゼル非常用発電機の設計・選定

・蒸気タービン発電機の設計・選定

・特別高圧受電設備の設計

・電力会社との協議(接続検討)

化学メーカー勤務の時には高圧・特別高圧の設計にがっつり絡むことは出来なかったので、非常に有意義な半年だったと思います。

履歴書は順調に強化されていると思いますし、特高関係の求人がビズリーチを通じて来るようになったのも一つの変化だと思います。今月末に電験二種の合格発表があり、一応合格可能性が高いため、取得出来ればさらにプラスになると思います。

再エネ系の求人では「太陽光・風力・バイオマス・地熱・水力などいずれかのプラントを経験していること」という文言が割と頻繁にみられるため、再エネ電源をどれか一つ経験していれば、経験者と見なされる可能性が高いです。勝手な推察ですが、再エネを経験している電気技術者が転職市場にあまり居ないんじゃないかと思います。

また今従事しているバイオマス発電は数ある電源の中でもっとも難度が高いため、太陽光や風力にある程度移りやすいと思います。ようは火力発電とプラント構成がほぼ同じなので、太陽光発電なんかと比べて参入障壁が高いんですよね。

特高受変電設備なんてどの電源でもほぼほぼ同じなので、電力会社との協議まで経験しておけば、割と食い扶持がなくなることはないと思います。あとは発電設備の経験があれば、コージェネレーションや自家発を持つような大規模工場やプラントに転職することも可能だと思います。

現職のメリットとデメリット

現職について、メリットデメリットを簡単にまとめていきたいと思います。

現職のメリット

・給料が多い

・自分の履歴書にプラスになる経験が積める

・今のところ勤務体系の自由度は高い

上記はすでに書いてあるとおりで、給与面は優れているというのが正直な感想です。私の場合、居住地も大変勝手が良いため不満はありません。

化学プラント→発電プラントという若干キツイ越境を行ったと思いますが、概ね業務で躓いているところはない、と思います。電験二種の勉強が非常に役に立っていると思います。

ちなみに製造業から発電プラント系へと転職する際は、こちらの記事が役に立つかと思います。

現職のデメリット

・残業が多く拘束時間が長い

・現場勤務となると数ヶ月単位で単身赴任状態になり、加えて激務

・給与の賞与比率が高すぎる

エンジニアリング会社の特徴として現場勤務となると大変だと思います。分かっていたことですし、私も工場勤務だったので僻地耐性と孤独耐性は高いと思いので何とかなる・・・とは思います。

ただ定年まで働き続ける会社としては、どうなのかなと思います。ハードワークを年取っても続けるのはキツイような気がしますよね。

また給与が高い分、人件費も同様にかかるため、現在の収益構造を維持できるのかも疑問です。賞与比率が高いことも地味にマイナスですね。将来にわたる安定性に欠けます。この業界ではボーナスを見込んでローンを組んではならないというのが基本らしく、なるほどなあ、と思いましたね。

まとめ

ちょっぴりネガティブな事も書きましたが、現状は特に心配していません。

というのも転職を経験したせいかもしれませんが、会社の業績がどうなろうと「ヤバくなったら、また転職すればええやん」ってカンジです。

このメンタルは転職を経験した人間だけが持てる、ある意味強みだと思います。なんなら転職した今でもビズリーチから送られてくる求人やメッセージは確認しています。自分のキャリアを自分で考えるのも案外楽しいので、おススメですよ。

というわけで、次回は電験二種の合否発表で記事を書こうと思います。
それでは。

いいなと思ったら応援しよう!