おじいちゃんありがとう
私が文章を書く行為を好む理由のひとつに、母方の祖父が小説家だったというのがある。
祖父は放送記者として某テレビ局を退社したのち、歴史小説の賞を受賞して3冊の歴史小説を世に出版した。
2021年11月に永眠し、晩年は寝たきりだったが私を含めて4人いる孫の顔は判別できていたし、頭の回転は早いのだろうなと思う言動が多かった。
心残りがあるとすれば、祖父が生きているうちに小説か何かを世の中に発表すれば良かった、端くれでも「物書き」を名乗れるような実績があれば、と思うところはある。