干場数理塾
教室と、周りの風景など
数学以外の雑感です。
2024年8月8日。大阪市港区八幡屋。 法人本店移転。 改装の記録。
雑感です
物理を教えたくてたまらないのに生徒がなかなか来ない塾講師による、過去問解説からムダに話を広げて深掘り(余談込み)といういつものスタイル。でも実は、限定された数量の過去問を深く掘り下げるのは一番効率が良く血肉となる学習法と確信。それより何より楽しいんですよ、物理の深掘り。
息子と農業の話。話題は種蒔き。 農業では少なくとも2、3年の単位でモノを考える、収穫以前にまず土ができなければ始まらないから、という。 農業に疎い私からすると、えらい気の長い話だがそりゃそうか、と思いつつ、ふと思いついた。 「何故勉強するのか」という古今東西発せられる手垢の付いた問いへの答え。 「種蒔き」 「どこで芽が出るか分からないから色んなところに種蒔きをしている」という答え方は、陳腐かも知れないが、的を得ている。 息子の後輩(と言ってもかなり年長)に料
中三生徒の質問 中三の生徒さん。既に高校分野に入っており、今日は物理。 質問「終端速度って何ですか?」 空気中では粘性抵抗が雨粒の自由落下を阻止、最終的に等速度運動になるが、その速度を終端速度という。 (重力)$${mg=\rho v}$$(粘性抵抗)即ち$${v=\dfrac{mg}{\rho}}$$ 粘性抵抗は速度$${v}$$のみに比例(比例定数$${\rho}$$)する。これは実験的事実として認める。最終的に重力$${mg}$$と粘性抵抗力が一致したところ
最近、数学物理の授業が益々楽しい。 10月から大阪の港区教室での体験授業が始まった。成績は今ひとつだが非常に利発な生徒さん。根本から考える志向があり(それが点に結びつかない面もある)教えててとにかく楽しい。生徒さんも付き添いのお母さんも笑いが絶えない。面白おかしく、ではなく、数学の本質を解き明かしつつ伴走する過程が楽しい。 豊岡教室。受験生の物理。センター試験(現共通テスト)の過去問(タイトル写真)演習。 センター試験問題はとにかく良く練られていて、高度な教育的配
減3和音 diminishedと呼ばれる4音で構成される減3和音は、全ての音程が短3度であり、順番を無視すれば構成音としては3種類しかない。 緊張感の高い無調和音であるが、5度圏に表示すると正方形となり、美しい形となる。 減3和音の構成音の1つを半音下げて属七の転回形を生成減3和音 ギターコードとしての減3和音を表示した。もちろん他の形もあるが同じ原理で生成できるので省略した。 以下、それぞれの和音の詳細は割愛し、とにかく転回形が得られることを示す。 一旦転回形が
ミが出ない 演奏で、歌う必要が生じた。Caetano VelosoのLuz do Sol。 その筋では言わずと知れた名曲で、何十年も聴き知っている。 インストで演奏、ギター伴奏だけをする予定だったが、共演者のフルートの方が「この Xande de Pilaresバージョンの助奏を演奏したい」とのこと。 採譜したものを共演者に送付。その通りに演奏するため、キーを変えるのは厳しく、採譜のDメジャーで演奏する必要がある。 フルートが旋律を吹かないとなると歌うしかない。
裏庭整備