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日常会話 - 『延期する、先延ばしにする』の英語表現まとめ

「延期する、先延ばしにする」を英語で話すとき、大半の方はPostponeを使いたいと思うでしょう。しかしこれは、アメリカの現地ではあまり使用頻度が多いとは言えない表現なんです。今回は、「何かを先延ばしにする」という意味の英単語を状況ごとに適切に使い分ける方法をご紹介します。


Put off - 最もよく使われる表現

実際、アメリカ人同士の会話に「日程を延期にする」という意味で最も頻繁に登場するのは「Put off」です。架空のスケジュール表を思い浮かべ、そのスケジュール表に予定として置かれていた(Put)何かを取っ払う(Off)という感覚で理解すれば覚えやすいはずです。「取りやめる」という意味のCall offと間違えないように、しっかり覚えましょう!

  •  The wedding was called off. 

  •  結婚式はキャンセルになった。

  • We had to put off the dinner because she had a fever.

  • 彼女が熱を出して夕食を延期することになった。

Postpone - 延期するという表現のフォーマルな言い方

では、Postponeはいつ使うのでしょうか?単語の意味自体は同じですが、話し言葉としては非常にフォーマルな場面でしか使用されない表現なんです。日本語の「留保する」のような表現に近いでしょう。Put Offより格式が高く、上品に聞こえますが、日常会話ではさほど多く使われる表現とは言えません。ですが、フォーマルな雰囲気の場ではこの上なく相応しい表現なんです。

  • The board meeting is postponed until further notice.

  • 後日、お知らせがあるまで取締役会を延期します。

Delay - 交通手段が遅れるとき

延期するという意味の単語でもう一つよく見られる表現があります。特に空港でよく耳にすることがあると思いますが、それはDelayです。
Delayという言葉には特殊性があり、空港や港、駅などの交通関連のものによく使用されます。空港で「My flight was put off」と言うと少し違和感があります。ここの三つはすべては同じ「延期する」と訳されるのに、一体何の違いがあるのか気になる方は、下にある表で3つの英単語が持つニュアンスをチェックしてみてください!

  • Our flight was delayed by 5 hours.

  • 私たちのフライトが5時間遅延した。

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