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サステイナブルなスポーツ観戦?!
こんにちは!カリフォルニア在住のMeiです。
先日、友達に誘われて初めてカリフォルニアでアメリカンフットボール観戦に行きました。
正直なところ、アメリカンフットボールはおろか、ラグビーのルールもよく分かっていません。
目の前の巨大な男の人たちの中に紛れる茶色のボール(しかも物凄いスピードで動く!)を目で追うのに精一杯で、気付くと休憩時間になっていました。
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さて、お昼を過ぎたころでお腹がすいていましたが、
「どうせ、ハンバーガーとかホットドッグとかお肉系しかないだろうな…。」
と思って売店のメニューを見てみると、
VEGAN HOTDOG?!
なんと、ここにもヴィーガンメニューがありました🥰
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私たちは、ヴィーガンホットドッグとナチョス(トルティーヤにチーズをかけたもの)を頼みました。
ちなみに、チーズの横に置いてあるのは激辛ハラペーニョです。
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写真からも伝わるように、かなりシンプルな見た目のホットドッグでしたが、食べてみるとスパイスが効いていて美味しかったです。
気付いたら、一瞬でなくなっていました。(笑)
それを食べながら、先日読んだ記事をふと思い出しました。それはこちら↓
イギリスの田舎町に、世界中にファンをもつフットボール(サッカー)クラブ「フォレストグリーン・ローバーズ(FGR)」があります。
「世界一エコなサッカークラブ」と呼ばれるFGRは、国連やFIFAも絶賛するほどサッカーを通じて環境問題に挑んでるそうです。
2018年には国連に「世界初のカーボンニュートラルなスポーツクラブ」として認められました。その人気の理由の一つに、スタジアムで提供される食事が関係しています。なんと、スタジアムで食べられるものはすべてヴィーガンなんです!
イギリス人の企業家で2010年にこのチームを買収して会長に就いたデール・ビンスさん(60)は40年来のヴィーガンなんだそうです。
サッカー観戦の定番食である、ハンバーガーはもちろん、ミートパイやソーセージロールなどを肉から完全にプラントベースに切り替えることに対して当初は、周りからの反対も大きかったそうです。
他のクラブから「ファンが来なくなる」と止められたヴィーガン食ですが、実際に始めてみると、売上高は以前の5倍に伸びたそうです。
スタジアムの料理を調理する「デビルズキッチン」はスタジアムだけの活動にとどまらず、スタジアム発のブランドとして独立して、いまでは学校の給食事業やスーパー向け商品も作っているんだそうです。
ちなみに、グラウンドの芝も殺虫剤や除草剤を使わずに、有機肥料と雨水だけで育て、整備用の芝刈り機さえも太陽発電による電動タイプを使っているそうです。
さらにはスタジアムで使用するプラスチックも最小限におさえたり、トイレの手洗い石鹸もオーガニックのものを使っていたり、選手のユニフォームも竹製なんだそうです。
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もちろん従来のスタジアム経営と比べると、たくさんの手間がかかる大変な仕事ですが、サステナブルの実現のためなら、どんな地道な作業も厭わないのだそうです。
記事で、デール・ビンスさんが
スタジアムは太陽光パネルで一部電気をまかない、芝生の散水に雨水を使って「循環型社会」の範を示す。ヴィーガン食は、肉食がもたらす気候変動を考えるきっかけになるかもしれない。「FGRのファンは菜食主義を知り、EVを運転し、屋根に太陽光パネルを載せる。ファンになることで生活が変わるんです」
とコメントしていて、「循環型社会」のモデルを自分で作り上げて、スポーツチームをサポートすることで、結果的にサポーターもサステイナブルな取り組みについて知り、無理なく参加したり、関心を高めたりすることができるなんて素晴らしい&画期的だと思いました。
このようなスポーツチームや企業がもっともっと増えて、近い将来サステイナブルな取り組みは、「特別なもの」ではなく「当たり前」になることを願っています。
さらに詳しく知りたい方はFGRのHPでヴィーガンメニューも見られます!
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。今日も素敵な一日になりますように!
音声で聴きたい方は、こちらもどうぞ🥰↓