「本が嫌い」という人に出会い、【読書ススメ録】を決意する話
私は、そこそこの読書家である。
すなわち本という存在そのものが大好きである。
死ぬときは本に埋もれて死ねたらいいな、と半ば本気で思っている。
「私、本が嫌いなんだよね」
出会っちゃいましたそういう人に。
好きがあれば嫌いもある。ええ、真理ですよ。
シュンとなる気分を無視して相槌を打ち、その理由を聞いてみる。
「子供の頃、家にあった童話集の絵が怖くて読めなくなったんだよね」
ーーー「ビターチョコの味が嫌で、チョコケーキは食べないんだ」と言われた気分だ。
子供の頃、そういう出会いをしてしまったからには確かに本が嫌いになったのも頷ける。
けれど、本好きの一人としては、そういう大きな問題を抱えたまま「本が嫌い」って言われるのは悲しすぎる。
その人が今までの人生で良い本と出会わなかった、その事実がなんとも耐え難かった。
あのとき、あの場で終わらせてしまった(だって豆腐メンタルなんだよ!!)のは、未だに無念に思っている。
でも、無念に思う私にはこれから先、そういう人に対してどういうことができるだろう。
あの場で本を紹介するのはちょっと難しかったけれど、これから先、ちょっとずつ本の紹介を投稿していこうか。
話した人は本の食わず嫌いみたいな人だった。
そういう人にも読んでもらえるように、サラリと私が今まで読んできた本の良さを知ってもらいたい。
ただ、現状でさえnoteの更新が牛の歩み状態なので、どうなるのかは、ちょっとわからないけれど。
その名も【読書ススメ録】
拙い文章力でも、「読みたい」と思えるような紹介をしていこう。
………とりあえず、口だけにならないように月一ぐらいの頻度で更新します。
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