Maiko. N. Kovalevsky

SOAS, University of Londonで修士号取得後、ロンドンの調査会社でResearch Analystとして勤務しています。

Maiko. N. Kovalevsky

SOAS, University of Londonで修士号取得後、ロンドンの調査会社でResearch Analystとして勤務しています。

最近の記事

House of Commons イギリス議会傍聴に行ってきました。

有給が余っていて特にやることもないので、議会傍聴に行ってきました。 イギリス議会(the Commons、the Lordsいずれも)は、誰でも、無料で、事前予約ナシで傍聴することができます。興味がある人は、こちらのサイトからスケジュールを確認してみてください。Palace of Westminsterにふらっと行って、入口で「議会傍聴したい」と言えば入れます。私は14時過ぎに着きましたが、特に待ち時間もなく、14時30分過ぎにギャラリーに入ることができました。 http

    • Skilled Worker Visa取得しました!取得までの経緯

      なんと4月4日の規制強化前に駆け込みでスポンサーしてもらい、先月無事に就労ビザを取得することができました! 私が勤務する会社では、給与レンジが低く、規制強化後にはかなりの職種でビザをスポンサーできなくなってしまう、という事態に直面しました。そこでビザが必要な社員には規制前にビザをスポンサーするという判断を下したようです。 実は、このとき私はまだ有期雇用だったため、卒業生ビザの期間(2年間)だけ雇用を延長する、という選択肢もHR内で浮上していたようです。しかしチームマネージ

      • イギリス大学院の選び方 SOASってどうなの?

        私が留学を考え始めたとき、漠然と「LSEで勉強したい」と思っていました。留学準備を始めた当初、SOASについては聞いたこともありませんでした。ネットで情報収集してもSOASに関する日本語の情報は限られていたように思います。 この記事では、どの学校に出願して、どのように進学先を決めたのか、実際にSOASに進学してみてどうだったのか、について紹介していきます。 私が大学院を選んだときは、1、やりたいテーマで修士論文が書けそうか、2、関連する分野の教員がいるか、3、モジュールが

        • イギリス新卒就労ビザの難しさ KPMG内定取り消し

          前回の投稿で、BIG4ですらビザが必要な学生の選考を保留している、ということに触れたのですが、なんとKPMGでは今回の規制強化で一部の留学生が内定取り消しとなってしまいました。これはかなりかわいそうですね…。 https://www.ft.com/content/b0fc44c8-2936-431a-8f80-9bd6aa628351 規制強化後、就労ビザの年収要件は26歳以下で£30,960となりました。BIG4でも初任給のレンジは£25,000~£35,000で、ポジ

          イギリス就職を目指す人へ Skilled Worker Visa編

          留学などで渡英し、その後イギリスでの就職を目指す場合、Student VisaからGraduate Visaに切り替えて就業するのが一般的です。Graduate Visaに切り替えれば、2年間(もしくは3年間)イギリスで働くことができます。 ただし、2年間という期限付きのため、その後はSkilled Worker Visa(就労ビザ)に切り替える必要があります。以前の記事で書いたように、Graduate Visaが廃止になった場合、初めからSkilled Worker Vi

          イギリス就職を目指す人へ Skilled Worker Visa編

          イギリス就職を目指す人へ Graduate Route編

          昨年、SOAS, University of Londonで修士号を取得し、現在はロンドンにある市場調査の会社で働いています。 大学院在学中はSudent Visaでイギリスに滞在していましたが、現在はGraduate Visaというビザで滞在しています。(3/16/2024現在) すでにご存じの人も多いと思いますが、このビザは、学部もしくは修士課程を卒業後2年間、博士課程を修了後3年間、イギリスに滞在できるというものです。就学と一部就業に制限がありますが、原則として何を

          イギリス就職を目指す人へ Graduate Route編