ヒコウキ

気のむくまま気になることを。

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最近の記事

続・リブランディング/エンブレム変更に思うこと(終)

9/13(金)に発表されたV・ファーレン長崎の20周年を迎えるにあたってのリブランディングに伴うエンブレム変更について、思いの丈を書かせていただきました。 個人的に今回のエンブレム変更についてはかなり紛糾するかと思っていたのですが、SNSを見る限り思ったより静かな印象です。 今回の手法が浦和さんあたりだとかなり燃えているんじゃないかと思うのですが、結構自分みたいな見方をしているのは冷めた目で見られているんだなと感じます。 その理由をちょっと考えてみました。 自身が抱いた違和

    • リブランディング/エンブレム変更に思うこと

      これからきつめのことを書きますが、先に言っておくとリブランディングやエンブレム変更に反対というわけではありません。 ただ、本日(9/13)の新エンブレム案発表については物足りなさを感じています。 他クラブのエンブレム変更の事例などから「選べるだけ良い」という声もありますが、個人的にはエンブレム変更のプロセスにおいては「下手打った」方に分類されると思っています。 以下その理由です。 ①エンブレム変更の理由がマーチャンダイジング面 9/13の夕方に行われたYouTubeライ

      • スリーポイントシュートの確率は収束する

        V・ファーレンについて試合に関わるウェットなことをnoteで書く気はなかったけど、28節山口戦を受けてXでグチグチと書いたのでその整理も兼ねて。 ↓ きつめの表現をしているので苦手な方はこれより下は読まないことをおすすめします。 上記のリンクは昨年の3月に書いたもの。 結局あの時感じたものからまだ抜け出せていないと感じた。 前任監督への嫌悪が激烈で現監督を上げる為にわざわざ前任監督を引き合いに出す人を見かけたり、昨年の成績を前任のせいにする人は少なくないけど2019年以降の

        • ニッパツの思い出(2017.7.22)

          2024年8月10日に迎えるアウェイ横浜FC戦。 横浜FCにはあまり勝ったイメージが無いのだけれど、天皇杯まで含めると通算戦績は7勝3分6敗とほぼ互角らしい。 しかしアウェイ(相手ホーム)では全然勝った記憶が無い。 2015年以降は引き分けor負け。 2017年以降は三連敗。 そりゃ勝った記憶が無いはず。 自分がはじめでニッパツに行ったのは2017年7月22日。 当時のV・ファーレンのファンクラブはアウェイゲームでも使えるチケットが付いていて、それを使おうと行ったのだけど

          ふくのはなし

          色んなクラブでいさかいがある度に何かと疑問を持たれる「黒服」「黒T」。 「なぜ黒い服を着ているのか」 「なぜユニフォームを着ないのか」 ちょっと個人的に思うところを書いてみます。 (以下黒い服を着ている人を「黒コーデ」とします) ※応援スタイル云々はおいといてください。 黒コーデの人達を揶揄する時に 「某埼玉クラブに憧れている」とか 「某埼玉クラブの真似だ」みたいな声が上がりますが、ベンチマークになっているのは間違いないと思います。 ではその某埼玉クラブの「黒コーデ」

          ふくのはなし

          V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜第31節 2023.8.19 VS 栃木SC

          自分が応援するチームは"主役"だと思っている。 ピンチに陥ってもギリギリ踏みとどまる。 ひどい試合の後には劇的な試合を見せてくれる。 苦難を頑張って乗り越える。 主役は最後に勝つ。 間違いなく序盤のターニングポイントだった第4節。 2試合連続引き分けで対するは、その時と同じ栃木SC。 ここで直近2試合で噴出してきた課題や不安要素を払拭する勝利して ドラマへの勢いをつけるにはお誂えの相手だ。 補強もした。 前半はそんな妄想に現実味を感じる内容だった。 「勝ちパターン」と自負

          V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜第31節 2023.8.19 VS 栃木SC

          V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜2023.8.12 VS 水戸ホーリーホックと応援とベクトル

          先日ホームで応援している方とやり取りしている中でその方からいわき戦について 「なんとなくスタジアムがふわっとしていた気がした」という言葉が出て 自分もDAZN越しになんかふわっとしている雰囲気を感じたのでやっぱりそうだったのかな、と思っていたのですが 8月12日アウェイ水戸戦現地でその正体がわかった気がしました。 それは 暑さ。 入場までの待機時間に結構消耗してしまっているんですよね。 ましてやアウェイ。待機時間にメンタルにメリハリを作るイベントがあるわけでもなく、ズル

          V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜2023.8.12 VS 水戸ホーリーホックと応援とベクトル

          V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜「J1昇格への決意」から

          7月21日からV・ファーレン長崎のYouTubeチャンネルで 「V・ファーレン長崎2023 J1昇格への決意」という企画がはじまりました。 選手・チームスタッフ・関係者が鼎談にて"シーズンクライマックスに向けて"や、"今"を語る企画です。 第1回【米田×櫛引×増山】 第2回【フアンマ×カイオ×澤田】 第3回【高田社長×カリーレ監督×竹村TD】 第4回【鍬先×五月田×安部】 長崎としては珍しい、「生感」があるコンテンツなのでどの回も必見なのですが 個人的には第3回の

          V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜「J1昇格への決意」から

          長崎ヴェルカ23-24シーズン編成動向②

          ※移籍や契約についての私見は好まれない方も少なくないと思います。 Twitterなどで書くと無差別に目に触れる可能性があるのでこの場で書き留めたいと思います。 (この手の話を好まれない方は読まないことをおすすめします。) 2023年6月16日時点の状況 【発表】→:継続    ★:新加入 →松本健児リオン:SG →小針幸也:PG →狩俣昌也:PG →マットボンズ:PF →髙比良寛治:SG →野口大介:PF →榎田拓真:SG ★森川正明:SF(横浜ビーコルセアーズより) ★

          長崎ヴェルカ23-24シーズン編成動向②

          長崎ヴェルカ23-24シーズン編成動向①

          ※移籍や契約についての私見は好まれない方も少なくないと思います。 Twitterなどで書くと無差別に目に触れる可能性があるのでこの場で書き留めたいと思います。 (この手の話を好まれない方は読まないことをおすすめします。) 2023年6月9日時点の状況 【契約発表】 小針幸也/PG 髙比良寛治/SG 【未発表】 松本健児リオン/SG 狩俣昌也/PG マットボンズ/PF 近藤崚太/SG 野口大介/PF ジェフギブス/PF 榎田拓真/SG 【自由契約】 パブロアギラール/P

          長崎ヴェルカ23-24シーズン編成動向①

          V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜第19節2023.6.3 VSレノファ山口

          ご無沙汰しております。 V・ファーレンについて書いたのが12節のアウェイいわき戦だったのですが その後B2リーグのプレーオフの緊張感と熱さとハードさ、止めに長崎ヴェルカが昇格を決めたセミファイナルのGAME3を現地で見たせいで ちょっと燃え尽きた感じになっていました。 5月のV・ファーレンは苦しい結果が多かったのですが 「一喜はしても一憂はすまい」と思っていた(と言うかバスケの試合を見ていると一憂していたら心がもたないので心理機制が働いていた気がします笑)ので、自分なりに

          V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜第19節2023.6.3 VSレノファ山口

          長崎ヴェルカプレーオフのすすめ~セミファイナル編

          5月12日からはじまるB2プレーオフセミファイナル。 長崎ヴェルカはアルティーリ千葉とB1昇格を賭けて戦います。 昨シーズンB3に同期参入。同時昇格したライバルチーム。 最初期のライバルがクライマックスで立ちはだかる図は、スラムダンクの湘北vs陵南。 修羅の門の陸奥九十九vs海堂晃を彷彿させるシチュエーションです。 アルティーリ千葉について 長崎ヴェルカとアルティーリ千葉のチームスタッツはよく似ています。 アルティーリ千葉が掲げるのは「フローオフェンス」。 1つのスク

          長崎ヴェルカプレーオフのすすめ~セミファイナル編

          長崎ヴェルカプレーオフのすすめ~選手編

          いよいよ5月5日(金)・6日(土)、B2プレーオフクォーターファイナル(準々決勝)がはじまります。 長崎県のスポーツ史に残る特別な2日間と言っても過言ではありません。 環境が許せるならぜひ普段見ていなかった方も見て欲しいです。 (Yahoo!プレミアム登録の方はバスケットライブ登録不要でご覧いただけます) 今回はこれまでヴェルカの試合を見ていなかった向けに長崎ヴェルカの選手の紹介をさせていただきたいと思います。 #1 松本健児リオン ポジション:シューティングガード(S

          長崎ヴェルカプレーオフのすすめ~選手編

          V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜第12節2023.4.22 VSいわきFC

          今回は現地に行ってきました。 いわきまでは居住地まで特急ひたちを使って4時間足らず程度。 日帰りも十分可能な距離なのですが、はじめての地なので前日入りに。 昔常磐線沿線に棲んでいたのですが、常磐線車内に貼られている常磐線路線図の「水戸から先」が気になっていたんですよね。 気になったきっかけは2004年にたまたま深夜に放映されていたのを見た フジテレビNONFIXの「その先の私を見に。」という番組。 堀北真希さんが鉄道を乗り継いで旅をするドキュメンタリーだったのですが、そ

          V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜第12節2023.4.22 VSいわきFC

          長崎ヴェルカプレーオフのすすめ~対戦相手編

          自分は世代的にスラムダンク連載時代、95年のスニーカーブーム、そしてスニーカーブームとは切り離せないNBAブームが直撃しておりましてバスケも好きです。 (NBAブームというかマイケル・ジョーダンブームですね) サッカーやフットサルはボールを置き去りにするドリブルが得意なくらいの技量ですが、バスケはバスケ部未満くらいには出来たりします。 そういう背景もあって故郷長崎のプロバスケットボールクラブ長崎ヴェルカにも注目しています。 長崎ヴェルカは2020年に創設。 長崎スタジア

          長崎ヴェルカプレーオフのすすめ~対戦相手編

          V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜第11節2023.4.22 VSブラウブリッツ秋田

          第11節、今季二度目の三連勝を賭けた試合の対戦相手はブラウブリッツ秋田。 2021年から四度対戦して1勝2分1敗。 毎回難しい試合になり、苦手なイメージのあるチームです。 その秋田相手に試合開始早々の2分で先制点。 その後耐える時間が続くもセットプレーの流れから追加点。 それからほどなく頭部を負傷した梶谷選手が起点から完結まで行う、秋田さんらしくかつ勢いをもらたらすような得点で1点を返される。 梶谷選手はこれがプロ初ゴールだったらしく昨年までだと 「また初物献上か」

          V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜第11節2023.4.22 VSブラウブリッツ秋田