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銀塩フィルムライフの魔法の杖と デジタル時代のそれ カメラのお話


カメラに触れた頃に


中学時代に #キャノン のFXというセミオートの一眼を持ち出して
写真を撮った、かたっぱしから。
50mm 標準の限界の中でも、それは楽しい行為だった。
このカメラは、レンズ交換の機能がとても限定的で、フォーカスリングの部分は固定で、その先のレンズ部分だけをスクリューで取り替えるというものだったと記憶している。
やがて、写真部の友人に習って、引き伸ばし機を書い、ダークバックを買い
長尺のモノクロフィルムをパトローネに巻き、自身で現像プリントが出来る様になると、益々のめり込んだ。
友人の Ftbでマニュアルカメラの楽しさと、絞り込みを知り、200mm
レンズで流し撮りを覚えた。
本当はもっと長いレンズが欲しかったけれど、そこは限界があり。
やがて、高校時代 同じキャノンの AE-1 をワインダー付きで買った。
当時のCMコピーは #連射一眼  だったと思う。
ここ時代、リコーから 39,800円の一眼が出たり オリンパスはアイドルを起用したCMで OM10 を売り。
凄い激戦だったと思う。
僕の触ったカメラはキャノンばかり
前出の他  #A -1 #F -1 それも何故かオリーブ仕上げ でした。

自室を暗室に

高校時代、自分の部屋には雨戸があって、これを締め切ると外部の光はほぼ遮断された。学習用のスタンドの電球を赤電球に変えて。
引き伸ばし機をテーブルに載せ、床には 現像 停止 定着 の液を満たしたバットを並べ 竹ピンセット に部屋に物干ロープを渡した。
フィルム現像用のボトルが三本と、軽量カップに温度計など等
これは、当時の高校生の僕らに撮っては
写真屋さんに依頼していたフィルム幻想とプリントが自分で出来るわけです。 
高校生にとってはまさに、これ ハリーなんたらの魔法の杖ですよね。

安価に現像プリントが出来る、それも、サービスサイズなんて言わずに
キャビネ 六つ切り 四つ切まで出来る。
考えてもらえたら、思春期の高校生です 自分で現像できると言うのは魔法を手にしたも同然です。
当時、この魔法を手にするには、ポラロイドカメラだけ でも、ポラは限界があり、こちらは 連射一眼ですからね

デジカメ時代

そんな私ですが、1990年代にフィルムの 初代 EOS Kiss を 
結構な使い勝手のいい28〜135 を買って最後 それ以来
カメラを購入したことはありません。

そう考えると、今の人々は 現像 プリントという魔法の杖に別段のありがたみを感じることは無いでしょう。すべてがPC上で完結できるのですから。
もはや、可能性の広がりは無限です。
だって、撮影後に変えられる、それは修正というよりもクリエイティブな別の表現手法と言えますから。
フィルムカメラの近い方の延長ではない、新たな画像表現だと感じます。

私は、そんな時代が羨ましい反面で、フィルムカメラのワクワク ドキドキ もづっと大切にして欲しいとも感じています。

プリントするまでは、自分の撮影した作品は想像の中なのですから。

流し撮り 多重露光 フィルタ その総てが一発勝負なのです。
それだけけに いい作品が出来た時の喜びは凄い

一度だけデジカメ


こんな私ですが、旅に出た時、キャノンさんのデジカメをレンタルしたことがありました。
名機 Eos70D (二桁イオスでも神です 使いこなせません)
勝手がつかめず、出来はどれも良くなかった・・・
デジカメでも、キャノンさんだからと シャッタースピード優先を選ぶ
にしても、オートフォーカスってキッスの時も感じたんですが、自分でフォーカスリングを回すのとでは、どうしても違うところにピントが合うんです。これ、多分私のクセと好みで、カメラの問題ではない。 もちろん
その時の写真です。
思いきって、デジタル一眼の世界に行こうかと思います。
そうなると、やはり あのメーカーでしょう

#現像 #プリント #Canon

プリンス・エドワード島州 シャーロットタウンの港の夜明け 今はもっと整備されたはず
キャベンディッシュにほど近い海岸 セントローレンス湾
コンフェデレーションセンター シャーロットタウン PEI

このnoteを書いていたら、やはり欲しくなった
型落ちで充分だけど レンズの幅が欲しい
これなんかどうなんでしょう


二桁EOS魅力的ですね

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