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利上げは悪なの? 平成の出来事 預けたお金がリスクなく増える 高金利の頃には


#自分で選んでよかったこと

この出来事は、支払いを本当に無理のない範囲にした事で解約もせず続けられたんだと思うのです。高く設定していたら気合は入るけど、どこかであてにして解約する。
続けた意識も薄いのが本音です。

出来事は、30年前

奥のカレーが、黙っていても手前のカレーまで大きくなるのは不思議ですか???

それを、不思議だ あり得ない という目で見るのか
いや、やるようによっては、可能じゃないか
考える 一人ひとりで 答えは変わるのでしょう。

来年60才を迎える人が、30歳の時に、 #損保  の商品に入った。
その当時、その損保会社は、 よくこのような商品を奨めていた。
その商品 その一つが #積ファ  積立ファミリー保険 そしてもう一つが、年金払い積立傷害保険という長期保険だった。 無理なく小額を未来のために そんな感じで軽くすすめられた。
営業の説明では、無理のない月々小額の保険料を支払うと、ある次期でまとまったお金が受け取れて、かつその間は、保険として契約内容にある、保証も付保されるという商品だった。 #月々無理のない金額で この物差しは 今の時代のそれよりも遥かに現実的なものだった。

結局 月々無理のない 5,000円という金額で、年金的なものに入った。説明を良く聞いても、リスクと言うものは無かった。
そこから、気にもせず、毎月 決まった金額が、給与より天引きされた。

低金利

低金利だから、住宅ローンが有利 低金利だから自動車ローンが安い そんなふうに考えて、低金利は何処か良いものと感じている人が、私達の世代よりも若い人は感じている? かもしれない。
失われた20年の、 #低金利 #ゼロ金利 #マイナス金利  が言葉として踊り、それはリーマンショックを経ても、コロナ禍を経ても変わらなかった
やがて、銀行預金は金利は無いに等しく、定期貯金でも同じ、人々の流れは、寝かせて増えない貯金よりも、 #金融商品 #投資  に向き そして、 利益を非課税にする施策に世の中は踊る。

利益が非課税

当たり前のことながら、利益が非課税と言うのは、利益なき場合は何らの恩恵は得られない。それが、解っていない人が、いるのだろうか?
私の思うところでは、少なからずいる気がする
高い商品を買って、利益を出すには、買った時よりも高値を付けて売る必要がある。(空売り ショートはここでは触れない)
さらに高値をつけるためには、更に買い進められる必要がある、高いものを買うのか、わからない人は買うかもしれない。
なら、買ったときより高くなったら売って、利益を確定し、利益を非課税にするか・・・ そう考える のは自然
でも、まだ上がるかしれない 今売ったらもったいない そんね人々が少なくない 結果は買い支えられる けれど、 それも織り込んで、タイミングを図って、プロは売りを掛ける 値を下げたら買い戻す
何も解らず塩付ければまだしも 極めて、少ない知識が、プロたちの逆張りを続ける

月々5千円の支払いをして30年が過ぎる

30才を迎え年金に入った 月々5000円
給与天引き 
1年で      60,000円
10年で   600,000円
30年で 1,800,000円

保険会社から、契約内容の説明書面が届く
ある時、その人は契約内容を確認してみた
この商品は、決して、投資商品でもなんでもない
保険商品としての特徴があり損保の手掛ける年金的なもの
当時、損保と生保の壁は厚く今のような時代ではなく
扱える商品は大きく異なっていた。

保険会社は、年金として一定の利回りを加味して、将来の支払額を決めていたのだろう。 

その人に支払われる年金としての、この商品だけの支払い額は??
60才を迎えた年から、5年間 毎年60万円が支払われる
総額3,000,000円 になる。

低金利でない時代 投資目的でもなんでもない保険商品で
これだけの利回りがあったのか??
払い戻し率 166.6%
しばし数字を疑ってしまう。
ちなみに現在もこの様な商品はあるけれど、
払い戻し率は、まるで異なる。

お金というものの価値は

ゼロ金利 低金利で 市場に大量のお金が溢れ それが文字通り湯水のように高きから低きへ流れる。結果、としてインフレを誘発して、金利の上昇に繋がるはずが、それを抑え込めたために、株価はあがり、企業j業績は向上したにも関わらず、人々の暮らしは上向かないで来た。
自己の保有する資産を、金融機関に預けることで、金融機関は市場から資金を調達し、調達できたことに対して、きちんと提供者にはプロフィットを与える。それが金利であると考えれば、適正な金利が維持されることこそが、その国の経済、財政を支えるためには不可避だと感じている。
適正な、利回りを受けられることが、今のこの国には何よりも必要なものだとお案じる。それが、高齢者には一定の社会保障となり、消費の拡大にも繋がる。その循環は、現役労働者に一定以上の賃金を約束し、内外価格差の是にも繋がる。

発展途上の新興国が、売れるものは、安い労働力しかないという状況を、先進国を自負する、この国の労働者に強いたら、この国の成長は無い、どころか衰退するのだから。

黙って儲かることを、バブルと呼んで忌み嫌ったかもしれないが
それは、実は節度を持てば、極めて有効な穏やかに、右肩上がりの成長を実現できたのでは そう思ってしまうのだ、

5,000円✕12ヶ月✕30年  1,800,000円
が、当たり前に3,000,000円になる
当たり前です  それは 博打でも 投機でもなく
安定な金融商品
これだけの資金を、市場に預けていたのですから。



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