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何かを変える時には

変化について


変化に関するお話をします。
変化を否定することは愚かなことです。
物事は常に変化を重ねているのですからです。
変わらない美学もありますが、私の経験した変わらない美学の内側では、変化していないように見せていて、実は変化していないように感じさせるための変化が常に行われていると言うことがありました。
同時に、一見してとても解り易い変化の内側は旧態依然で何も変わっていないという経験もしています。
大切なのは、何が変わったかということではなく、変わった先の今がどうなのかということです。

否定から入る変化

何かを変えたいと願う時
現行が良くないからという、不平不満から出る改革があります。この手の改革は、結果として良い結果にならない事があります。
それは何か、現行、現在への不満が募り、何がしたいのか、どうしたいのか、という基本がおざなりにされて、今が嫌だ、と言う感情が優先され団結された結果として、現行精度の停止撤廃が目的日なってしまうことです。
これにより、撤廃された制度に対する代替え制度が整備されないままになるなど、弊害が起こるのです。
現状の不満が爆発して、現状を壊した後が、無政府国家になったり、無秩序の国家になったり、内戦状態になったりという事もあります。
現行の否定から入るのであれば、自分たちは、自分は、どうしたいのか、そのためには何をすべきかを決めてから動き出したいと感じます。

転職する人たち

例えば極めて個人単位の問題としてはこれがあります。
今の会社が嫌でたまらない、ブラックだ、人間関係が無理だ、仕事がきつい、やりがいがない、非正規は嫌だ、果ては、転勤が嫌だ、同期のあいつより出世が遅いからもう嫌になった など など など 
嫌な理由、辞めたい理由は山ほどあるけれど
「じゃ やめてどうするの?」 の質問に対しては明確な答えが返ってきません。
これって、現状が嫌だから辞めるのを、転職するから辞めるんだとすり替えている人が意外や多いことに驚くのです。
何かをやるために、今いる組織から抜ける
のではなく、今が嫌で逃げたいことを転職と理由で繕った場合、大差のない就職先で再び不平不満を募らせることになるのです。
結果はまた転職するのですが、何も解決しないままという人が目立ちます。

何をしたいのか解らない


この言葉の頭には “だって”  が付くケースが目立ちます。 「だって何したいのか自分でも解らないんだもん」 これは実によく聞く言葉ですね。 そもそも、自分でも良く解らない人が、何をしたいかなんて他人ではもっともっとよくわからないのです。自分がないをしたいのか解らない人は、自分と向き合って自分がなにをしたいのか、答えを出すべきと考えます。
そんな簡単に見つからない と言うのですが、私の経験から言って、そんな簡単に見つかるものじゃないんですよね。
むしろ、真剣に探さなければ見つからない、一生見つからずに死んでいく人の方が遥かに多いものなんだと思うのです。

したいことが見つかったならば

もしもあなたが、それを見つける事が出来たのなら、あなたはそれを実現するためにすべきことを考えるのです。その時に決してやってはならないことが一つだけあるのです。それは、 #諦めない事  です。
見つけることが出来ただけでも本当に幸運なことなんですから、諦めるなんて選択肢はいつでも出せるのだから、出すべきではありません。諦めず最善を尽くし挑戦し続ける、必要な知識を身に着け、資格が必要ならそれに手が届くように努力し続ける事。人生で諦める場面が多いなら、諦めない選択をすべきです。
ここだけは理屈じゃなく

=挫けそうな時 思わず笑顔になる おもわず泣けてくる =


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