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Futureman3.0様単独インタビュー(3:最終回)

第25回

NFTを始めてみたいなと思われる方は、まずこちらをご覧ください。

今回は最終回の3回目です。
1回目のインタビューはこちらをご覧ください。

日本発NFTの認知度を拡大すべく、展示作品を募集された
日本NFT美術館様(
@japannftmuseum )にNo.7で選出された
Futureman3.0様(
@Futureman_3)にインタビューしています。

前回はFutureman作品の中には心理学が深く関係していることがわかりました。今回は作品への思いがさらに深く語られます。

前回の続きからどうぞ。

Futuremanさん(以下F):現在、2Dの作品を出品していますが、3Dにも挑戦中で勉強しています。去年くらいからずっとやってきていまして、だんだんと形になってきてました。

構想中(以下構):どのような作品を作られていますか?

F:ゲームエンジンのUnreal Engineというソフトを使って作成しています。 断片的ですがyoutubeで公開しています。よかったらご覧になってみてください。 チャンネル登録もお願いします(笑)



今まで独学でやってきたのですが、現在はMAYAというソフトの講座を受講しており基礎から学んでいます。

例えば、3Dには光にも種類があります。鏡面反射、拡散反射、それに3D独自の環境光があります。そのようにして現実の質感を表現しています。 3Dについて学んでいると2Dの表現の仕方も変わってきます。

構:ですが、現在出品されている作品は3Dの表記の仕方とは違ういわゆるアニメのような仕上がりですよね。

F:そうですね、私の作品は輪郭を強調していますからね。3Dでは単純に引くのではなく、反射や影を計算し輪郭線を引くんです。それが表現できるようになりたい。

また、2Dにおいても質感を意識して描くようになってきています。3Dについて勉強してきた結果です。

構:現在の2Dコミカライズな感じがリアルな感じに近づけていくよう考えておられますか?

F:そうなっていくかもしれませんが、それを実現する方法を現在模索中です。ただ、3Dを2Dに近づけるとひずみが生じます。横から見た口の位置なんかは3Dと2Dでは位置が違ったりするんですよ。ですので調整して表現する必要があります。

3Dには3Dの良さがあります。ですが2Dにはできるけれど3Dにはできないことがあるのです。うまく言語化できないのですが、私のスキルの問題かも知れませんし、これからはっきりしてくると思います。とにかく試行錯誤しながらそれを見つけていくのが楽しいんですよ。

構:お話をお聞きしていると3Dのほうに作品展開をしていきたいのかなと思いますが?今の2Dの画風も大好きなんですけれどね。

F:動くのがいいんですよ。それは2Dアニメでもいいんですが、今のところ3Dで展開した方が早いと感じています。先ほども言ったのですが、2Dじゃなければできないと思っていることが、もしかしたら3Dでもできるのかも知れないし、それがまだ私にはわからない状態です。

だから勉強しているんです。 ゲームエンジンで作成すると作品を動かせます。先ほどご紹介しました、Unreal Engineというソフトには既にゲーム用のアクションが入っていて、キャラクターを走らせたりジャンプさせることができるんです。

ゲーム目的としての利用だけでなく映画でも使われているソフトなんです。Futureman-worldを作成し、そこにFuturemanを登場させ、自分自身もアバターとしてその中に入りその世界観を一緒に楽しむことができるんです。

それは2Dとは違う。没入感が凄い! それは私にとって衝撃的でした。

構:なるほど、3Dの世界を表示するだけでなく体感できるようになることに魅力を感じておられるわけなんですね。

F:そうです。そして歩き方走り方の個性を気にしなければ単純にソフトにそれを任せることができるので、それ以外は時間がかかるカメラワークやストーリーに集中できるようになります。なにぶん、一人で作っているものですから(笑)

構:そうなってくると、アバターを作成してそれを作品としたりするのが目標ではなくて、Movieを制作するのが目標となっていますか?

F:私はFutureman-Worldを作りたいんです。当初はMovieを制作したいということで進めてきましたが、その後メタバースを知ることとなるんです。 メタバースの世界を知ってからはFutureman-Worldの中に入って楽しんで貰えたらいいなと考えるようになりました。

Futureman-Worldは現在進行中…

構:あ、そうなんですね!とっかかりはMovieを作りたかった、そのあとにメタバースを知って広がりを見せた、ということなんですね。逆に思っていました。

現在のFuturemanしか見ていなかったので、ようやく話が分かってきました。

F:Futureman-Worldの世界観を楽しんで貰うためにメタバースをつかって遊園地のような感じにしてみたいですね!

構:HEXALANDで映画館を作って、その横に遊園地を作って一緒にキャラクターと遊んでもらうと。相当大きな野望ですね!今現在たくさんのキャラクターを生み出しておられるので全部登場させたらWorldとして成立しそうです。

相当大きなプロジェクトになりそうですから、続けていけば同じ思いを持つ人たちが集まってくるかもしれないですね。

F:そうですね…。確かに一人では無理だろうなぁ。チームにならないと。私、JUNK HEADという映画を観てぶっ飛んだんです(笑) これはライフワークにしてもいいと思いましたね。

構:JUNK HEAD、観ましたよ。引き込まれました。最後のスタッフロール、同じ人の名前がずーっと出てくるんです。ほとんどを一人でやったんだなと。

一人ででも狂気があれば作り上げることができるかもしれないですね…。 Movieができたとしたら、発表の場はHEXAとはまた違うメディアでとなりそうですね。youtubeなどの。

メディアとしては昔と違っていろんな場所ができてきましたね。今まではテレビラジオだけだったのが、いまやyoutube、SNS、NFTマーケットプレイスなど。

どれも自分自身で作成し、アピール発信ができる。仲介を介さずにやり方次第でいくらでも作品をアピールできるようになりましたね。

F:そうですね、一つのメディアに限ってしまわずにそれぞれの場で発信していけるようになりたいです。

構:Futuremanさんは大きな構想があって注目を浴びておられてますよね。お話をお聞きしていると、私も記事という形で発信していますが、やってるからには人の目に触れたい衝動が湧いてきました。

けれど、今まで生きてきてクリエイティブなことを何一つしてこなかったのでとても不安なところがありますね。

F:クリエイティブとは!と構えてしまいがちですが、自分の中から出てくるものを表現していくことなんじゃないかなと私は考えています。

構:そうなんですか。記事のネタなどは、常に考えていないと…。

F:前回の記事で自動思考の話をしましたが、あまり考えなくていいですよ。刺激を受けていれば考えなくても脳は無意識的に働き続けています。そこから自然に湧き上がってきます。

大事なのは自信があるかないか。 自信とは文字通り、自分を信じると書く。自分の感覚を基に行動できるかどうかだと私は考えます。 それができないから自信がない。

だから先ず、自分の中から出てくる自分しか感じられないものを感じ取ることが大切なんです。 そしてその感覚を信じて勇気を出して行動する。ある意味、割り切りなのかも知れません。

構:私、急に動き出してよく失敗するから、基本的にネガティブに考えていて、そうなると後先考えて動けなくなっちゃいます。

F:失敗は、うまく行かなかった方法を発見したということだと私は考えます。振り返りが大事。まず動いてみて失敗しても次につなげれればいいですよ。脳が出してきた動けという指令にのっかれるかどうかです。

自動思考に任せたほうが楽なんです。考えることを否定はしませんが考え過ぎてしまうと行動できなくなってしまう。また、人から言われたとおりに動いてたら発見は出てきません。

色々感じる瞬間に自分のものになっていく。ある本に、人から言われた通りに生きていることは、自分の人生ではなく、相手の人生を歩んでいるんだと。

人から言われたことでも、自分で感じて決めたことを含めていくことで自分事として進めることができる。社会生活においては難しいこともあり失敗もありますが、自分の人生を歩みたいですよね。

反論ではなくて、お互いを理解しあいながら議論を深めることがクリエイティブと考えています。そういう観点から今回のインタビューはまさにクリエイティブだと感じています。

お互いを理解しながら構想中さんが記事にしていく。前回の記事ではそれが前に出ていましたよね(笑)。 構想中さんの中でも始まっていると感じました。

最初はうまくいかないことが多いでしょうけれど、繰り返しやっていくことでさらに脳に知識や感情が蓄積ができていき、アウトプットが深まっていく。

私たちの時代には、学校では教えてこられなかったことです。 最近学校でもディベートが始まって、同じものをどういう視点で見ることができるかということが重要になってきています。

意見が違っていい、個性があっていいんですよ。

構:学校において、クリエイティブなことは以前なら人と違うことは集団から外れていることと認識され、何違うことをしているんだとなっていましたからね。

F:クリエイティブな発言をしてもいいんだという安全な環境を作ることが大事です。だれでもどういった考え方を出してもいいという場を提供する、それでクリエイティブな考えが初めて展開できるようになります。

構:これじゃないとダメという考えじゃ世界の考え方についていけませんよね。NFTなんてまさに直接世界とつながっています。ツイートしてても海外の方からリプ、いいねがもらえます。限られた環境ではありますが、もう世界は近しい世の中です。

F:黒船のようなものですね。そういったことを楽しんでいける人がこれから伸びると思います。 私はHere and nowという言葉が好きなんです。今ここを大切にするという意味。カールロジャース氏の”傾聴”を大事にしています。

傾聴とは…


https://kokoro.mhlw.go.jp/listen/listen001/

働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト
こころの耳さまより引用

過去に縛られている人は過去の栄光や愚痴ばかり語ります。過去を語りそれに固執し動けなくなってしまいます。しかし過去にはもはや戻れません。

未来の事ばかり考えると漠然とした将来に不安を持ち、心配ばかりしてしまいます。しかし未来の予測も不可能です。

そういったところにエネルギーをつぎ込んでいる場合ではなく、今この瞬間、自分はここで何をすべきかを感じ考え、それに全精力を傾けて初めて未来が作られると考えています。

私はこのHere and now を大切にしています。 FuturemanでのJonesやJennyは過去にいきますけれどね。彼らだってタイムトラベル中に年齢を重ねる事となる。

だから全く同じ時間の同じ自分自身には戻ってこれない。人間関係も変わるでしょうし、ある意味、覚悟というかリスクを冒してタイムトラベルを決意したんです。

Jennyたちが行った先で、その瞬間どう感じているのかという事を作品にを通して伝えたい。例えばそこにある楽しさ、実は内に秘めている悲しさを感じ取ってもらえたら嬉しいです。

今どんな状況にいるのかを感じ、今何ができるかを考える。それを精一杯やることで未来への希望が見える。 これが私の考え方です。

それはHope 4 Futureというシリーズで明確になってきましたね。 タイムトラベルをすると今現在の時間には戻ってこれない。決断が必要だよ。その一瞬を楽しもうよ!という意味を持っています。

Hope4Futureシリーズ作品の登場人物は、みんなが希望をもって右上をみています。

Hope4Future 右上を見あげている作品です

売れる売れない関係なく、私の中から湧き上がるイメージを描きたくてしかたがないんです。それがもしかしたら将来につながるのかもしれないですね(笑)

構:今この時が、体の中から思いが出てきていい状態なんでしょうね。

F:このようなインタビューさせていただく機会をあたえていただきまして、自分の考え方が変化、進化してきました!言語化していただいた記事を見ることで、もう一度考え直すことができます。

自分の人生を振り返って、今まで歩んできたここまでの足跡を見てきた様な感じがしました。そしてこれで良いんだと。私にとってとても大切な時間でした。

構:そういっていただけて、インタビューをやってよかったです。記事を書くとは孤独な作業です。今まで一人の意見で記事を書いてきて、これが正しいのかどうかもわからない状況でした。 こうやって榊原様やFutureman様をインタビューするという決断をして本当によかったです。

F:人がいるから話すことができ気づくことができます。カウンセリングもインタビューも同じですね。ああ、構想中さんの力ですね(笑) 是非とも続けていっていただければと思います。私もカウンセリングや作品をさらに続けていきます。

構:長い時間にわたり、作品だけにとどまらない大切なお話を授けてくださり感謝しております。これからもよろしくお願いしますね。ありがとうございました。

F:ありがとうございました。



Futuremanさんとお話しているうちに心理学の一端を知ることができたような気持ちになりました。これまでお二方にインタビューしてきてよかったと感じています。

作品に込められた感情、思いを感じ取る。今回でさらに作品を観る眼が養われたように感じます。 まさに今作品を生み出そうとされている方に響く考え方をご提案いただいたのではないでしょうか。

作品だけにとどまらず、生き方の道筋を示していただけたようなインタビューになりました!

今回Futuremanさんのご厚意により画像の借用させていただいております。
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最後までお読みいただきましてありがとうございました。

@HEXANFT :NFTマーケットプレイス

今回は以上となります。

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