起業して６ヶ月が経って思うこと

こんばんは。
起業してから６ヶ月が経ちました。半年です。
あっという間！と思った月は無く、とにかくたくさんのことを考え、行動し、学び、また行動し、といった濃度の高い毎日だったと思います。
今日はその６ヶ月で感じたことや学んだことなど、思うことを少し生々しいところまで踏み込んで書いてみようと思います。

まず【人と仕事】について。
おかげさまで、本当に多くのお仕事をいただき忙しくさせていただいています。もうこれだけでもどれだけ恵まれているのかと思うほどです。実はこれが起業して一番自分で驚いたことでした。こんなにすぐに忙しくなるなんて、実は考えていなかったのです。そして人に対する感謝の気持ちの立ち位置というか、深度が少し変わったような気がします。

前職においてもほとんどの時間を社外で過ごし、社外の人たちとプロジェクトを組んできたこともあり、実は働き方そのものの大きな変化は無かったのですが、大きな変化があったとすると、機動力がズバ抜けて向上したことだと思います。わかりやすい例を挙げると、所属している企業の利益を下地とした活動範囲に抑えなくてよくなったということ。これにより、東京神奈川以外の地での動きについて、即断即決ができるようになった便益は計り知れないなと思っています。

今のところ基本的な仕事のスタンスとしては、所謂「見積書を提示してお仕事をいただく」という流れにほぼなっていません。発注主さんから「これくらいの予算感だけどどう？」と打診いただくことがほとんどだからです。もちろんそうでない一般的な進め方のケースもありますが、とても少ないです。どうしてこんなシチュエーションが多いのかというと、お仕事を打診してくださる方が双方の忙しさを考慮して、見積書の額面をめぐる攻防に余計な時間をかけない、というスタンスで話を振ってくださるという事情からなのです。

もう一緒に仕事をすることは確定していて、一秒でも速くプロジェクトを前に進めようとする心構えがあるからこその流れ。それができるって実はすごいこと。その流れをつくれる人は大抵のケースにおいてプロフェッショナルであることが多い。だから話が極めて速い。もちろんプロジェクトも超絶スムーズ。そしてなにより一番ここが大切だなぁと思うのは「この人と仕事したい！それだけでいい！」と思えること。そういう方との仕事は、結果としてちゃんと利益も得られることが圧倒的に多い。そして無駄なストレスもない。これは真実だなと。

その逆のケースには今のところ一件しか遭遇していません。その一件のケースについては、もはや人間性の問題だなと思い至ったので、お仕事に発展しなくて良かったと素直に思えるほどでした。これはむしろ幸運だったのだなと。

つまるところ、仕事を一緒にしたい！という気持ちの奥底には「相手へのリスペクト」が必ず存在しているのだと思うのです。結局仕事は「人対人」なのだから。そのリスペクトが存在しない人は、すぐにわかる。匂い。

続いて【ワークライフバランス】について。
これはもう語るに及ばずだと思いますが、意外に誤解があるのは、前職時代に家庭の時間なんて全く無かったでしょ！と思われていること。実はそんなこと全くなかった。その点に関しては今も前も変わっていないと思います。多くの場合そうは言えないというのは理解した上で敢えて言うと、「それは己の心構え次第」だと思っているから。

仕事の量は前職時代と比較しても３倍近くはあると思います。でも基本スタンスとして、朝は子どもを保育園に送り届け、夜は子どもをお風呂に入れる時間までには帰る。夜の会食なども週２回までとする。というのは貫いています。妻の仕事が忙しい時には私が子どもを保育園に迎えにも行ったりもします。もちろんその時の状況によるので全然守れない時もありますが、その埋め合わせは必ずします。

それだけに日中のスケジュールは綱渡りな状態になりがち。そんなだからランチも誰かとご一緒するパワーランチにすることがほとんど。

そんな日常です。

そんなこんなですが、所謂仕事上のストレスはほぼありません。あるのは身体的な疲労感のみ。今のところ自分の中ではしっかりと子育てに向き合えていると感じています。個人的には、もう少し夫婦の時間が欲しいなと思っていますが、これは1.5歳の娘の有り余る体力からの就寝時間が遅くなることによるものなので、少しずつ改善されていくだろうと。

最後に【これからのこと】について。
私の場合、めっちゃ儲けていくぜ！みたいな感覚で起業していませんので、売上◯億円目指すぞ！みたいなものはありません。

ただ、目標があるとすれば、今の働き方＝これからの働き方を表現する「伝え方」を見つけることだと思っています。自分にとってここが目先の利益よりも大切なことなのです。
そのための第一歩として、超絶豪華な顔ぶれにて「伝える」プロジェクトを始動させています。こちらはゆっくりと実証実験的に進めていきますので、後日しっかりとお伝えします。

ご縁とお仕事に誠実に向き合うこと。
そして自分の働き方をどう伝えていくのかを実践していくこと。

そして一日一日を大切に。
仕事のみにならずに。
家事はもちろん、育児にしっかりコミットする。そこに新しい働き方を見出しつつあるので。

こんなことばかり言っていると、経理業務が滞ったりするので(焦)、足元もちゃんと叩きながら進んでいこうと思います。

そんなplan-Aですが、引き続きお力添えの程よろしくお願いいたします。