芸能人が本音を見せる場所
結局、ツイッターの #検察庁法改正法案に抗議します で謝罪する芸能人が出た。
予想通りである。
今、反政府ツイートした芸能人はずっと恨まれ続ける。結果的に犯罪に手を染めるのまで出る始末で。
芸能人が本音を出す場所はインターネットが出る前までは、ラジオか、雑誌のインタビューぐらいしか無かった。
ラジオでは本音をボソッと言うことが許されてたし、雑誌のインタビューでは敢えてメディアイメージとは違う面を引き出そうとした記者が多かったように思う。
しかし、今はインターネットの世の中である。
ラジオも、雑誌もまだあるけど、確実に衰退してる。
ラジオはこれでも、ネットとの融合を進めてるけど。
インターネットは本音を言えるか?
言えないと思う。
ラジオと雑誌はそこに触れた人の秘密にしようと思えばできた。それを熱心に求めたのは大方ファンでもあった。
しかし、インターネットはそれができない。全て明け避けに見せてしまう。ファンにとっての暗黙の了解が通じない。
それで、不幸になったラジオが近年多い。
私は、岡村さんの失言で「リスナー以外の倫理観に常に晒されるのは怖い」と思った。
それがまかり通るなら、本音を言わなくなる人が増えるであろう。
そんなラジオや雑誌が面白いとは思わないけど、時代の要請として押し切ってしまう気がする。
また、昔を懐かしまないといけなくなってしまう。それは辛いことである。
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