人は突然病気にはならない
昨年受診した人間ドックでは異常なかったのに、今年受けたら病気が発覚したというお話しはよく聞きます。
一年の間に病気になったと思う方が多いのですが、実際はそうではありません。
そもそも病気は感染症などを別にすれば、ある日突然発症するものではないのです。
長く未病の状態にあり、何年も何十年もジワジワ時間をかけて作られていきます。
未病の段階では検査をしても数値に表れないので、不調を感じていたとしても特になにもせずにやり過ごしている人がほとんどだと思います。
かつての私もそうでした。
具合が悪くなれば病院へ行き、薬を貰って症状が治まればそれで終了。
何の疑問も持たずに何十年も対処療法だけで過ごしてきたわけです。
でも、セラピューティック・リフレクソロジーに出会い、経絡を知ってから考え方が全く変わりました。
もちろん不調があればまずは病院へ行くことは間違いではありません。
ですが、対処で済ませて症状が一時的に治ったとしても、病気の根である根本の原因が治癒しない限り改善したことにはならないのです。
西洋医学は病気の原因を突き止めることなく、現れている症状を緩和することにのみ集中しています。
東洋医学では、病気になるということは、体の内側、あるいは体と周囲の環境との間で起こっている陰陽のバランスの乱れを示しています。
東洋医学の治療はこの乱れを正すことを目的としており、乱れが解消されると症状が和らぎます。
基本的なこととして、エネルギーの通り道である「経絡」の流れが滞りなく運行していることで健康になります。
経絡は「気」が循環するための回路で、気は内臓や皮膚を循環して最終的にはすべての細胞や組織に行き渡っていると考えられています。
ちなみに、「気」は食べ物、飲み物、呼吸する空気から作られていきます。
秋は肺の季節なので、肺の経絡を例に見ていきます。
肺経に滞りが起こると、まず親指の関節炎や腕の痛みに苦しんだり、肺経の走行に沿った皮膚の状態が悪くなったりします。
肩の前方に痛みが出たりすることもあるかもしれません。
これらはすべて肺経からの警告でありこの時点では未病の段階です。
これらのマイナートラブルを放置して警告を無視していると、症状はさらに深刻になり、喘息の発作や呼吸困難、進行性の感染症や癌など呼吸器系の問題が起きてくるようになります。
単純に言えば、肺が正常に機能できない程「気」が少なくなっているのです。
病気になってしまったら完全に元には戻せませんので、一生付き合っていくことになります。
ですから、未病のうちに改善することがとても大切なのです。
でも未病を治すと言ってもどうやって???
それは、経絡の滞りを解消し、食事とライフスタイルの改善、ストレスケアをすることです!
私もセラピューティック・リフレクソロジーを知る前は病気の予防について誰からも明確な答えは教えてもらえませんでしたし、そんな情報を知る事もありませんでした。
ですので、セラピューティック・リフレクソロジーを確立してくれたインガ先生には本当に感謝しておりますし、知ることができた自分は本当に運がいいと思っています。
こんなに素晴らしい技術や知識も、知らなければ一生知らないまま終わってしまう。
私は出来るだけ多くの日本人にこのセラピーを教えてあげることが自分の役目なのかも?と最近考えるようになりました。
この記事を読んでピンときた皆様、ぜひセラピューティック・リフレクソロジーを受けてみてください。
きっとこれまでの常識や価値観はガラガラと崩れていくことになると思いますが、知っていて損はないと思いますよ!
Plaisir
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セラピューティック・リフレクソロジージャパンhttps://www.therapeuticreflexology.com/reflexologist