見出し画像

繋がりの強い線

「現象世界」が動いていく、って。

不思議だけど、不思議じゃない。顕在側から見るから不思議だけど…そうなる。

私的にちょっと時間がかかるかな?というようなものを、一昨日メモしていた事の中から上げるつもりだった、今日の記事は。

昨朝、G(私の父)のいる施設から連絡があった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「話すと長くなってしまうんですけど…」

12月に入って、特に中旬ごろからGの様子に明らかな変化が出ている、会話にならない時が非常に多くなっている・・・と。

排泄が出来なくなってしまって…。昼夜逆転した活動。夜中にトイレ掃除をしていたり、寝る事を促してもベッド上で座禅のような感じで座っていたり…。

自己排尿が出来なくなった、という話がメインだった。ザっと出来事の説明を受けたものの、原因は断定できない”現況報告”。


「お正月早々に申し訳ありません…。」

と、とても丁重な話しぶりに、「うち、お正月はありませんから」と、色々を想像をしながら聞かせてもらった。

元日には顔までが酷くむくみ、翌日に輪番医にかかると1.5リットルもの尿が排泄されたと。本人は痛くも苦しくもない、と無自覚であるという状態。

「ちょっと危なかったです」

と相談員さんは教えてくれた。

その後の処置で自力排尿を出来ない事によりつけた”バルーン”を自分で抜いてしまったり、説明を重ねてもとにかく会話が成り立たず…と、色々な事を教えてくれた。

「お部屋からの便臭が酷くて…、失敗した(と思われる)下着が大量に部屋にありました。」

CT検査もしていて脳の血管にも問題がない事、ただ脳の萎縮は少し進んでいる程度、その”少し”がこういう表れ方をしているのかもしれない、貧血がやや進んでいる・・・

などの話をされ、

(排尿が出来ない事に対応する)手術を考えなければいけないかもしれないので、その時はご家族の同意が…という連絡。基本的に「自立」している事が入所の条件だから、人手が少ない中でアレコレの対応はこちらも本当に申し訳なく、”そこに至る経緯”を知っている施設側も、「出来る限りの事」としてやってくれている。


「本当に会話が成り立たなくてですね…、お話ししても”心ここにあらず”という感じで、『ここにいながら別世界にいる』という状態です。反応がなく、今はお名前を呼んでも応答がありません…。」

聞いていて鳥肌が立った。

「本当にこんな事ってあるんだな、と思って聞いていました。」

私は自分の、このふた月弱のことを簡単に触れ、潜った時は「ここにいながら別世界」という状態が少し理解できるような気がする、と伝えた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私が考えたらそれは「結び付けたもの」となるけれど、「見えない部分は繋がっている」と、改めて思う事だった。

先日に「父の話題を上げたから、親子は似るもので…」と書いたからというより、これは確実に「霊線」という見えないイトだろうと私は思う。こんな言葉を使うのも私は初めてだけど、この言葉しか浮かばなかった。

(世の中・一般的に意味するソレは私は分からないけど、確実な「見えない線」だからその様に感じる、という意味で言葉を使った)


(12/4メモ)

ニコルのこと。

自分の在り方が変わるからじゃなく、視えない部分から変わっている。

それによって”合わせる(?)”ように、この身(在り方)を変えるようになる。

故に今この自分に顕現してくる→(これに)変わる。

☆  ☆  ☆   ☆  ☆    ☆  ☆  

現実世界を自分の意思で「ガンガン・グングン変えている」と実感できると、分かりやすくて嬉しいけど、やっぱり訳は分からずとも「動かされて行く」とズッシリ重く感じる時がある。

訳が分からないのは通常の意識(顕在側)の把握を超えているから。何も視えず、分からずとも強い力でグイっとされる感覚だけは感じるから「これでいい」と根拠なくいられる時がある。

”見分け”なんかつかなくても、本当に分かるものは分かる、と感じるモノを頼りにできる事に有難く思う。

(私のイメージ的には、”訳の分からない”の決意は、既に肚に落としてしまっているから。自分の意思という位置より深い所に落とし込んだものは意識的なものより、重さ・強さが表現に共通する)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「私なんかじゃホントにやりきれなかった対処だな…。早くに”お手上げ”して良かった」と、施設の方々のやってくれている「こんな大変な事」に、つくづく頭が下がる。

私ならぶっ壊れてた。私は出来ない事だから、感謝する想いしかない。もちろん、状況によって対応を考える必要も出るかもしれないけれど、それはその時考える。


画像1

追)夕方TELあり、「前立腺肥大、膀胱の結石(など)」の診断がついた。場合によっては手術という事になる事も説明され、

「一任していただけますか」

と問われる。他に色々なやんわりとした”周りからの”説明もしてくれたけども、お願いするしか出来なくて、今の一度も異論なんて出ようもなく。

「異論は一切ありませんので、宜しくお願いします」

と伝える。

夕方、検査から施設に戻ったGは、再挿入された管を抜くような姿勢を見せる為、「今日は24時間体制で看ます」と施設側。

「経緯を知っている」にせよ、心苦しく、でも私には到底対応できる事じゃなくて。

身体のアチコチが衰える、という自然は誰にとっても普通は苦しい…諦めるまでは。

「うみのみかをサポートしたい」と行動させてしまう様なクリエイターです(*^^*)。私も同じように読まれた方のサポートになる事を意識しています。 自覚を保ちしっかりと進んでいきます!