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タイムラグはあるもの
人間だから、考えから入って行くのはどうしようもなく仕方ないのだけど、その「意味」から入るから、非常に難しい世界から突入することになる。
だけど、
そこから入るしかなく、ずーーっと行った先の結果から見ればもの凄い遠回りのようで、無駄を省いたショートカットが見えたとしても―――
やっぱりその道が経過として正しいのだろうと思う。
自分の世界においては、必ずそれが正しい道順だと思う。
通常の、この世の出来事を具体的に見る(解釈する)世界において、例えば「いつもこうなる…」「どうして自分ばかり…」みたいな、ネガティヴな出来事が定期的または、よくあると感じるならば。
それはきっといつも具体的なこと、その次元の記憶(処理)で終えてしまって、その「上」から流して(降ろして)見ないからだろうと思うのだけど。
これは何かそういうものを見たとかあったとかいう事でなく、ただそれを書こうと思ったから書いているのだけども、”その前”という上からの修正をしていかないと流れてくる”ここ”だけを触るのは、「いつもこうなる」をくり返す要素があるという事になるわけだよね。
もう少し砕いていくと、学習は、具体的なことの消化もあるけども、その大元という所でその事の理解(学び)がなされないと、具体的なことはあくまでも「その事」への対処なので、それは上手くなっても大きな学びへ進展させたものではないということ。
言い方を変えると、「その事」の範囲を広げてみるという事で、その周辺にまで視野を広げて観るという事になるわけで。なぜこれが起きているかという事は、ポンッ!といきなり現れたものではなく、何かからの流れの結果として私たちの目に認識されるので、今まで見ていなかった、気をつけて見ていなかった部分を見てみよう、という事だと言える。
その事を見るのが精一杯で…、という事ももちろんある。何でも全てにおいて詳しく分かることなどないし、得手不得手があるのだからそうできるものと出来ないものとはあるのだけど。
それがまた”具体的なこと”ではなく、周辺、大きな学びのメリットであって、「考え方」を学習することが出来れば、他は応用となるわけで、具体の内容がコトにより変わるだけ、と簡単に言えばそういう事になる。
また逆から言うと、その大きな所での学びのために、具体的なできごとはやって来る”材料”であって、「似たような事」は学ぶチャンスでもある。そしてその”コト”にハマり過ぎずにそこを抜けていくという事のくり返し。
「自分が変われば世界が変わる」という様な、大きな表現があるけども、そこに含まれる意味はたくさんあるので、特定することなく今ここで思うことを書くと、自分が変わった(例えば学んだ)ことで、それが自分に起きなくなるというより、そういう事自体は起きていても気にならない程の”小ささ”で処理できるようになる、という事だろうと思っている。
学んだことで動きも変わるため、起きること自体に変化があることは当然なのだけど、それでもコトの完全なコントロールが出来ないのは、単純な一本線で世界は動いているわけじゃないから。複雑に絡んでいることも多いからというところ。
そしてその周辺や少し広い範囲で見てみるという事で、そもそもの捉え方に変化が出てくるものなので、いつも”同じこと”が起きているという認識であるという事は、いつも同じ次元で見ているという事になる。(物事を考える時に括る”同じこと”とは中身が違う話)
いつもの次元で処理をするのは、”消化”に近い。コトを処理する”行う”とはそういう事だから。そしてその事から吸収できたものが”学習”という別の次元で見えてくること。
ここまでツラツラ書いていることの結果に、「その「上」から流して(降ろして)見ないからだろうー」の、”上”の部分からの別の見方が同じように初めから活用できるようになる、という様な流れ。
色々な見え方ができるというのは、その見え方に至る色んな事を知っていることから来る。それは頭で知っているという事でなく、体験して知っているという所から紐づくもの―――、知るとは、実際のことを知っていないと、意外と知識と結びつけられないものなんだよね。
・・・
上記とは直接関係ないことなんだけど。書いていて頭に浮かんでいたものがあって。
世の中の、企業などが使う大掛かりなシステムって、大きなひと纏まりというよりABC…とそれぞれバラバラにあるものが、それぞれに進行しているものと思うけども。
何かを申し込んだのに、スムーズに事が進まずに待たされるような状態があったとして。それなのに、関わっていることによる会費が徴収された…。
もちろん「なんでだ!金だけとるのか!」という目線が”ここ”には生まれるわけだけど。私はここではやはり”その事”でなく、人の目線の話を書きたいので続けると、何かアクシデントなどによりストップした①、そして後に会費がとられた②。①②は別のものなんだけど、これを時系列一本で見てしまうため、「まだ事が済んでいないストップ中なのに、会費はしっかり取る!」という解釈になってしまう。
ソレとコレとは別々に動いているもので、そういうタイミングで行われている通常の事でさえ、こちらにアクシデントがあったから「止まる(もの)」と捉えてしまう所を観ていた。
世界を広げてまとめてしまうと、大きなシステム、社会という所においての出来事は、「個」において起きたことに即座に対応できるものを備えていない。だからその事が起きたーー徴収は止まるはない。
それはズルいとかちゃっかりしてるとかいうレベルの話ではなくて、システムはすべてが紐づいて動いているわけではない、ということ。
私はシステムのことなどに詳しいわけではないけども、100のうち0.5くらいは分かるので、そう見えたままを書いてみた。
知らない事は、目の前に現れたその順で物事を一緒くたに捉えてしまう。背景の事などひとつも想像すらできないのだよね(*^^*)
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