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できるだけ”遠い”人と

買い物が終わって精算も終わり商品をバッグに詰め終わるころ…、

⦅あっ、ここは今度これになったんだ…きれい…⦆

向きを変えて目に映った、ある一角がそのコーナーに変わっている事に意識が行った。

「おーーっ、すげ~」

少し歩き出すと主人もそれに気づき、吸い込まれるように入って行く。

催し物の展示や古本売り場など、今までに何度も変わってきていたと思う。今度は小さなゲームコーナー?に変わっていた。

主人は大きな、いわゆるゲームセンターという場所に目をキラキラできる人だけども、私はもちろん見たことはあっても関心をあまり持ったこともなく、これをソレと言って良いのかも分からなかった。ただとにかくそこに見る色が、薄いブルーとクリアな白というのか、その色がきれいで目が奪われた。


「キレイだよねぇ、こんな色は特に(*^^*) こんなの子供たちが見たらやっぱり”うわぁ~~”ってなるよねぇ…」

私が目を奪われたその色を見ながら主人に言った。

ユーフォ―キャッチャー、ガチャガチャ??目の前に見るキラキラの情報量が多すぎて、どれをどのように使うのか、どれを読めば良いのか意味不明だった。

『なに?これはいくらって事なの?』

200円などの表示がハッキリとされているわけでなく、「100円玉」というお金を表す表示が一つ見つかる…、で?それでいくら??

数字を盛んに探してあたりをザッと見渡すと「5枚」「4枚」などの表示があるみたい…ムムム!

『え、これはどういう事?』

なぜに「○○○円」と書いていないのか分からなかった。

「500円でしょう。400円とかも他にあったから」

何も知らないので、どうしてその表示になるのか勝手な想像が湧く。

⦅これは、対象が子供だから”500円”とか書くとわからないとかあるのかな…⦆

無知ゆえに主人に訊いてみた。主人も分かっているわけじゃない。だけどきっとこれは私より知っていると思った返事だった。

「※△△◇✖○◎●●☆…」

主人の思う細かな説明をしてくれたのだけど、私の頭が大幅に”機械の対応ってことね?”と内側で省略してしまった…。つまり私には正確なイメージが湧かなかった(笑)だけど「なるほど、そうかもな…」と思ったのでへ~~と返した。

クリアなブルーと白で宇宙みたいな、サイダーみたいな透き通る小さなゲーセン。

まったくゲームに惹かれることはないけども、その雰囲気に子供たちが「うわぁ~~」となるのは分かる気がした。

気分がウキウキ、ワクワクする感じがする(*^^*)


帰りの車の中で、Xのポストを目にして主人に訊いた。

『いわゆる、”芸能人”という人達の中で、誰かと友達になるとしたら誰にする?それは損得も考えず目的など一切なく、純粋に”友達になりたい”と思えるそういう人ね』

何のポストか憶えていないのだけど、話に意識が行ってしまってそこからずっと主人のあの人もいいし、この人もいいし…を聞いていた。

『”純粋に”だよ(笑)それはみんな、何かの目的とか得をするとか、そういうものでしょう(*^^*)』

今までに主人の好きな人という事でその口から聞いている人たちがやはり出て来ていたと思う。そしてそこに”女性”は出ないことも想像ができた。純粋な友達で”女性”を挙げられるなら、それは本当に友達だと思うと伝えた。

そして結局誰になるんだろう…と何の予測もせずに待っていると出てきた答えに驚いた―――

「ひろみGO~~!」


『えーーっ( ゚Д゚) それはまったく想像つかなかった…すごく面白そうだね。郷さんは怒った事がないっていう記事を読んだことがあるよ…』

主人の選んだ理由は、やっぱり面白そうな所、そして何言っても優しそうなこと。その様な理由を口にしていた。

「で、自分は?」

散々考えた。そう訊かれて散々考えたんだけど。話が反れて家に着いてからも再び訊かれたのだけども…(笑)誰というのが出てこなかった。誰某自体の名前が挙がって来ない…あまり知らないのもある。

だけど道中に口にしたのは―――。

『あの、私はどうしても友達と言うなら女性より男性になっちゃうかな。私のXフォローしている人たちも男性が殆どだよ。私は家では勿論思っていること(感情)などは言うけど、それをそのまま外に、って言うのは違うと思ってるから。

だけど女性はそれをやっている事が多くて、私はちょっとそれがイヤだから(笑)そうすると目が行くのは男の人が多く、やっぱり頭で考えたことを言っている事が多いからそれを選びたくなる…かな』

その答えが私の精一杯だったと思う。

そして全てがそうでない事も分かっているけども、”多くは”という所の印象から、「私が」その様な感想を持っている。それは私の中に、「外側は男、内側は女」という意識が無意識にある、という事だと思っている。


”側”が付いたのは、完全にこの「自分」が重なっているから。そのものの在り方をしているのが「私」だから、と言える。

内側のプライベートは私は当然”女性”として特にその割合を多く出しているけども、外というところで接する私は「男面」を多く出していると、私の中では感じている。

外からどう見えるかは分からないけども、私が自分の「その面」を出すという事は、外の世界が「そうだ」という認識がそこにあるからだと、私は思っている。


いつも書くように。
外で、誰か(女性)がその様にしている事と、私の考え方・在り方はまったく別のものなので、誰かがそうしている事をどうこう言っているわけじゃない。一個人の「私が」イヤだと思っているという話。

どちらが先かというのは、”社会の在り方”がそうなっているのが先、だと感じるけども、それを無意識に受けて、私はそのように対応する「私」の面を出しているだろうと思っている。それは直そうとも思っていない。

(いや…?女性の部分のままで”外”に出した方が非常に厳しいことは結構あるから(笑)それを外が男or女と見るかはまた分からない事だね)

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☆うみのみか☆
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