空の自由
(下書きしといたのはこの流れの為か(*^^*))
思い出した。
私は「憧れは憧れのまま持っていたい」という考えをしているのだけども。
ステキ女子なんて沢山いて、その動作に「素敵だな」と思うも、あーゆー風になりたい、って真剣に思った事がない。
でも、空手や○○道みたいな動画を視ていてやっぱり湧いた。
「カッコい~な~、私も男が良かった…。カッコよくあーゆーのになりたかった…」
なんか分かんないけど、やっぱり術的なものが好き。ジャッキー・チェン、ブルース・リーが好きだったし、子供の頃に放送される映画が好きだった。
上がって来た動画に視入って、「凄いなぁ、カッコいいなぁ」と素直に思う。オンナでもできる事、そんな事は分かってる。それでも私の描く「憧れ」はオトコなのである。
子供の頃から女の子マンガなどより、かっこいい系だったなあ、と私の心が自分の中に少しばかり、その存在を求め続けているのかもしれない。それは私が「オンナ」という事を晒している。
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いつでも自由になれるでしょ?
薄くたなびく雲が晒してくれている。
少し暑くて気持ちは急ぎながらも、空を見上げ続けたワン散歩。筆を払ったカスレ雲、綿あめ作りの柔い雲。キレイでキレイで目が離せなかった。
かわいい”ブルーインパルス”達は左右・上下を入れ替わり、途中参加も難なく合流、樹々の向こうへ飛んでいった。短い航空ショーは見事に私の意識を奪った。
こんな日は飛行機の緩やかな上昇さえも「気持ちよさそうに飛んで行くな(*^^*)」と、青いキャンバス目いっぱいに横切って行く姿に感動する。非常に気持ちがいい。
「空」は無数のパーツを持っている。表情は日々変わり、同じことなど常にない。区切った一部は「雲」という。
風はどこも、いつも一定じゃない。だからあんなカタチになったんだろう。
吹かれて流れてカタチになった。一定である事なく、ただ吹かれるままに”自分”を決めてもらう雲。
2陣目のワン散歩では”主張したい雲たち”が増えていた。今度は重厚な装いになってるね。
何を言ってる?言ってない。全部私に”そう見えた”。
カタチは周りが決めるもの?
持って生まれてきた”自分”を、ほんの少しだけ奥に抱えて、あとは決めてもらおうか、委ねてみようか。