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1周忌を迎えて

こんにちは!まるです。
2022年5月9日、無事に祖母の一周忌を迎える事が出来ました。

GW明けの日にちのため私は法要に参加する事が出来ませんでしたが、GWには帰省する事ができたので、そのタイミングでお墓参りをしてきました。

思うとこの1年はあっという間に過ぎて、この1年ほど家族について考えたことはありませんでした。

そして数えきれないほどに
"ばぁちゃんに会いたい"
と思いました。

亡くなって2週間は明るい時に外に出るのも嫌で仕事にも行けず、仕事に復帰したのは5月末。
8月に帰省してお墓にお参りした時は"ばぁちゃんはもうここにいるんだな"と思うと凄く寂しくなったけど、ここから現実を受け止められるようになり少しずつ前を向けた気がします。

今回GWの帰省2週間前から、1週間おきにばぁちゃんが夢に出てきたんです。

1回目の夢は、ばぁちゃんが棺桶から生き返って慌てて連絡して、その後は何事もなかったように親戚みんなでばぁちゃんの手料理を食べてる夢。

この料理がね、2年前の母の日に僕がばぁちゃんへの手紙に書いた僕がばぁちゃんの作る料理の中で大好きな食べ物だらけだったの。
ポテトサラダ、しそごはん、天ぷら、唐揚げ、おにぎり、オムレツ…。
残念ながら、この手紙を見つけたのは火葬後だったから、棺には入れられなかったんだけど…。

それでも親戚の人や隣の人から聞くと、ばぁちゃんはこの手紙をずっと大切に持ってて、何度も何度もみんなに「こうちゃんが書いてくれた。全部覚えるまで読んだんよ。」ってしつこい程に嬉しそうに話してたんだって。

持ってはいけなかったけど、本当に暗記するまで読んでくれたから覚えてたんだよね。
ありがとう。
(書きながら涙出てきちゃった笑)

2回目は、お小遣いくれる夢。
厳しい祖母だったけど、何か頑張るといつもお小遣いくれたばぁちゃん。
これからも頑張るんよ、って気持ちでお小遣いくれたんかな。
ばぁちゃんがいないこの世界で生きるのは本当に寂しいけど、僕頑張るよ。
だからまた、夢に出てきてね。

「2回も出てきたってことは、ばぁちゃんも帰省してくるの待ってるんか?出てこんでも行くのに。笑」
と思いながら、1番最初にばぁちゃんの仏壇に手を合わせに行き、帰りもお墓に手を合わせてきました。

「事故も怪我もなく無事に帰ってきたよ。この前は(夢にでてきてくれて)ありがとうね。凄く嬉しかったよ。これからもずっとずっと大好きだよ。また夏に戻ってくるけんね」

そして、祖母が亡くなった事で、両親の両親(ややこしい)が亡くなったので、次は両親の番。
僕は、これからどうするんだろう。

両親の介護が必要になった時、大病に罹った時、1人息子の僕に2人を支えることが出来るのか。
亡くなった時、今回の母たちのように僕は淡々と進めることが出来るだろうか。
1人で立ち直って生きていく事が出来るのか、今の僕には自信がない。

歳を重ねる度に、一つ一つ悩みは増える。
もう少し気楽に生きていたいと思う反面、そうも言っていられない現実があって、日々刻々と両親とのお別れの時間が迫ってきている。

今後の自分は家族に対してどうありたいか、どう接して生きたいか、まだこの答えは出てこない。

それでも祖母のお葬式で弔辞を読み上げ、ばぁちゃんと最後の約束した。
上を向いて、前を向いて、毎日を笑って生きる、と。

もっと、もっと、もっと、(ホークスの2022年スローガン)強く生きたい。

2022.5.14 まる

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