17歳少年の刺傷事件に思うこと。

みなさんこんばんは。

本日は大学入学試験の共通テストの日でしたね。

まずは高校生の皆さん、本当にお疲れ様でした。

今日くらいは自分を甘やかしてゆっくりしてね。

一方で東京大学会場では、耳を疑う信じられない悲劇が起きましたね。

17歳少年による無差別刺傷事件。

犯行理由は「勉強がうまくいかなかったから、事件を起こして自分も死のうと思った。」

被害者は、受験生と見られる2名と同伴者と見られる大人の男性の方。

この事件から私が感じた事を3つのテーマに分けて、を綴ろうと思います。

①学生(6歳-20歳前後)のみんなへ

②事件を起こした17歳少年へ

③犯罪者心理と国の課題

①学生(6歳-20歳前後)のみんなへ

世の中上手くいかないことばかりだよ。

完璧を求めて自暴自棄にならないで。

君たちの将来がその失敗で潰える訳じゃないよ。

君達は精一杯頑張っている。

目標を達成するため自分なりに日々努力をしているよね。

でも残念ながら全ての努力が報われる訳じゃない。

周りと自分を見てごらん。

1時間しか勉強しないで100点取れる人もいれば、徹夜で勉強しても70点しか取れない人がいない?

勿論勉強の効率はあるけど、ポケモンに個体差(性格による強さ)や相性があるように、人にも個体差や相性があって、スポーツが得意な人と苦手な人、勉強が得意な人と苦手な人、集団行動が好きな人と苦手な人、五体満足な人とそうではない人、ポジティブな人とネガティブな人、全てが平均的に高い人と低い人と平均な人、とみんな其々の性格がある。

みんながこう言われるのは嫌かもしれないけど、君達は経験値が圧倒的に少ない。でもそれは誰しも通ってきた道。君たちの親御さんもお爺ちゃんもお婆ちゃんも通ってきた道。

失敗なんて誰だってするし、思い通りにならない事は沢山あるんだよ。

だから上手くいかなかったからって、「自分はダメな人だ」なんて思わないで欲しいし、お父さんやお母さん、周りの人の期待やプレッシャーに応えられなかっただけでそんなに思い詰めないで。

生まれてきたのはお父さんとお母さんからだけど、生きているのは君の人生だよ。

君の強さは必ずあるから。

君が輝く場所は必ずあるから。

今はまだそこに出会えていないか、気付いていないだけ。

でも自分が輝く場所に行くには1つだけ条件がある。

その条件はね、

諦めずに挑戦すること

五輪メダリストも研究者や学者の方も、君の周りで表彰された人もみんな"諦めずに挑戦した"先にあった結果に過ぎない。

どれだけ折れてもいい。

君が逃げたいと思ったら逃げたっていい。

本当は続ける事が1番だし学びのある負けが一番いいけれど、君が辞めると決めたら辞めてもいい。

それは君の判断。

でも逃げたら新しい道を探して、挑戦してね。

そして成功体験を作ってほしい。

大丈夫、君にならできる。

そんなもんじゃない君の力は。

まだまだやれる。頑張れ。

成功するまで諦めないで。

その経験が必ず君を強くしてくれるから。

僕は五輪メダリストでもなければ、先生でもないけど、君たちと同じ空の下で生きてるよ。

25歳のおじさんも自分の目標に向かって頑張って生きてる。

同じ空の下で頑張ってるから、君は1人じゃないから、一緒に頑張ろうな!!!!

②事件を起こした17歳少年へ

釈放されて自分の起こした事を検索した時このブログに出会えたら、是非読んで欲しい。

まずは読んでくれてありがとう。

君が、君のした事をネットで検索するには勇気が必要だったはず。

好奇心かもしれないし、勇気だったかもしれないけど、このブログを批判覚悟で読んでくれてるとしたら本当に凄い勇気だと思うよ。

ハッキリ言うよ。

君がしたことは絶対に許されない。

自分が上手くいかない事が人を◯していい理由になる訳ないよね。

仮に君の考えが正しければ、世界中が憎しみ合い妬み合いの戦争を繰り広げて、人類は滅亡する。

世界史か日本史を勉強していれば分かるだろうけど、中国もアメリカも日本もどの国だってこの2022年に行き着くまでに国内戦争、国際戦争問わず領地拡大を目的とした侵略戦争が行われてきたけど、最終的に殆どの戦争の終焉は共存を選択して今の世界が出来ているんだよ。

君はもう17歳だ。

6歳の小学1年生じゃないんだよ。

"自分が上手くいかなかった"から人を傷つけるなんて絶対に間違ってる。

傷付けたところで君は幸せになるの?

ならないね、それが分かっていたから自分もって考えたんだよね。

でも君にしか分からない事情があったはず。

何がどう苦しかったの。

結果を出すには、結果が出るまで頑張るしかないんだよ。

頑張る事に嫌気がさしたなら、他に頑張れる道を探して歩むんだよ。

君はまだ若い。

人生全てが終わった訳ではないから、頑張れ。

君と同じように悩む人を助けられる人になれ。

君が輝ける場所は必ずあるから、そこが見つかるまでは頑張れ。

人に文句を言いたいのは自分が未熟な証。

君はまだまだやれる。諦めるな。

それに君は1人じゃない。

孤独を感じた時は、僕のことや他に頑張る友達を思い浮かべて欲しい。

君が幸せに生きて、幸せを与えられる存在になる人間に成長出来る事を心から応援している。

③犯罪者心理と国の課題

近年、無差別殺傷事件がかなり増加した。

この一年間で、電車内での刺傷事件、大阪のビル放火事件、そして受験生刺傷事件とあらゆる所で無差別に人を襲う事件が多発している。

被害者がいなかったのでニュースにならなかったが私の身近でも、アパートの前で刃物を振り回し男が捕まった事件が起きている。

これらの原因に"孤独"は一因あるようだ。

ハーバード大学やその他、多数の研究ね人の幸福に最も影響を与えるのは「人との繋がり」である事は明らかになっている。

この「人との繋がり」を薄めたのは、近代のネット社会とCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)である事は明白であろう。

それでは国は何か対策をしているのか。

残念ながら国民には伝わっていない。

国はとにかく抑制を促すばかり。

当たり前のように無差別事件が起きているが、これは治安問題に関わる重要課題でもあるが何をしているのだ。

マスコミによって情報操作されているだけかもしれないが、国民の耳にはこれらの対策について国が動いている事は全く伝わっていない。

個人間レベルでは限界がある。

治安の良い日本であって欲しい。

国家問題として早急に対応して欲しい。

本日も長く拙い文でしたが、ご拝読頂きありがとうございました。

みんな最後にもう一度言うけど、

君は1人じゃない。

俺も頑張ってるから頑張ろうな!!

2022.1.15

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