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メタバースは死んだのか?

"繰り返すが、メタバースの本質は『心が通じ合う空間』だ。無機質に思われがちなデジタル空間だが、そこに存在しているのは、あくまで血の通った人間の営みである"2024年発刊の本書は元エピックの著者によるメタバースの本質、使い道論。⁣

個人的にメタバース芸大REST他、メタバースの可能性に着目している事から本書も手に取りました。⁣

さて、そんな本書はエピックゲームズ・ジャパンに入社、アンリアルエンジンのエヴァンジェリストやフォートナイトのコミュニティマーケティングを担当したことから『エピック今井』として親しまれた著者が、現メタ(旧Facebook)による2021年からの一過性の誤解によるメタバースブームが去った後の現在地、本質について。『メタバースって結局なに?』『暮らしに溶け込むメタバース』『メタバースの稼ぎ方・歩き方』『盟主・エピックゲームズの光と影』『コミュニティを制するものは世界を制す』の全5章で解説してくれているのですが。⁣

フォートナイトをした事がなく、またメタバースでお金儲けをまったく考えていない私ですが。著者の言う"メタバースの本質は『心が通じ合う空間』"であり、3D空間もHMDもNFTもアバターもいらない。という考えには強く共感した。⁣

また、メタバースならぬ『過疎バース』を生み出す企業の問題点への指摘や、一方での現状はメタバースのコンテンツビジネスは完全に『個人の時代』にもおおいに頷く部分がありました。⁣

著者ファン、フォートナイト好きな方はもちろん、メタバースの2024年の現在地を知りたい方にもオススメ。

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