鍋に弾丸を受けながら 1
"また次も『そこは危ないよ』とどこかで誰かに言われたら『じゃあ何か名物をたべさせてくれないか』と言ってみよう"2022年発刊の本書はワケあり美少女?が世界の危険地帯を巡って真の美食を喰らうノンフィクション・グルメリポートコミック。
個人的には、グルメ漫画や小説は割と好きなことから話題になっている本書も気になって手にとりました。
さて、そんな本書は【脳を二次元に毒され、基本的に美少女しか観測できなくなった】漫画原作者である著者が、安全な日本には70点から90点のグルメしかないが【世界の危険地帯には20点から5万点のグルメしかない】と、趣味の釣りを通じて旅をする中で知り合った人たちに連れていってもらった、冒頭のメキシコ、『マフィアの拷問焼き』ことロモアールトラボから始まり、アメリカ、ブラジルといった各地で【実際に食べたインパクトあるローカルフード】を思い出やレシピと共に紹介してくれているわけですが。
まず、最初に第三者から観察すれば。危険地帯らしく物騒な方々が当然にいるであろう風景が、著者の目では【全員美少女化している】世界状況に戸惑ってしまいますが。とはいえ内容自体は食レポートはもちろん、旅レポートとしても勉強になり好感を持てる内容で。"釣り仲間同士って良いな"と清々しく思いました。
あと、アメリカの料理はエルビス・サンドイッチ、イタリア・ビーフ共にカロリー高めで再現するには(再現できても)ちょっと。。と思いましたが。冒頭の【ロモアールラボは手軽に出来そうで】一度ぜひチャレンジしたい!と思いました。
一風変わったグルメ漫画を探す方や、旅行好きな方にオススメです。