メタバースで読書会
メタバースで読書会を60回近くやって手応えを感じたからこそ、今度は「メタバースに人文学を語れる場も作ろう」と発展的に思ったのです話。あと、この物語、プライスレス。
メタバースにぼっち参加。どうしたらよいかわからず途方にくれる中で手探りで始めたメタバース読書会「cluster読書会」も気づけば試行錯誤で「持ち寄り本」「課題本」「コラボ」形式と合計で60回近く主宰してきたわけですが。
メタバースならではのSF的な自由さを充分に活用できているか・・は疑問符だらけですが(笑)「メタバースにも読書文化を普及する」"本屋"としての定めたミッションは地道に果たせているのではないか?と毎回参加してくれるようになった方々のアバターを眺めながら手応えを感じ始めている。
また、そうした手応えを感じたからこそ、今度は「メタバースに人文学を語れる場も作ろう」と発展的な思考でオルタナティブスクール、私立教育「メタバース芸大REST」のプロジェクトへの挑戦を我が母校の偉大なる新島先生よろしく思いついたわけですが。
こちらでまた「はじめまして」とメタバースで表現活動されている方々に打ち合わせでお声がけする際に「メタバースで読書会をしている人です」と「肩書き的に名乗れる」場面があるのも、続けてきてよかったなと思う次第だったり。
うん。自分のアバターの姿と同じく、プログラムやアプリの技術や知識は私は今も全然なく「ただ本だけを片手に」と徒手空拳で始めた、この「メタバースでの冒険」も気づけば2年を過ぎました。
冒険にはいつか終わりがあるだろうし、十年後はメタバース、clusterの舞台とはまた違う所で活動をしているかもしれません。それは何も分かりません。文字通り未定です。
ただ、これまでの人生と同じく「(誰もが「同じこと」真似はできるけど)今は”誰もまだやっていない価値あること”をゼロから”自分のできる範囲内で”」
既に9年目に突入しているフリーペーパー専門店「はっち」も同様ですが。
そんな考え方の、この「cluster読書会」から始まり「メタバース芸大REST」へと繋がっている自分だけの冒険もまた、やはりプライスレスな財産だと思っている。
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