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タイム

人生の時間は有限。でも積み重なって繋がって、それはもしかしたらいつまでも続いていくのではないかと思った話。

もう10年以上前になるのかと、時間の過ぎさる速さに感慨深くもなりますが「2007年〜2012年」の5年間は日本橋、黒門市場近くで「アトリエ輪音」という居酒屋を改装した展示、イベントスペースを運営したり、また「とんぼりワッショイ」といったクラフトマーケットイベントに関わっていたのですが。

この時は、ただ金の亡者に囲まれる日々を過ごしていたビジネスパーソンとして「こんなに素敵な活動をしている表現者が発表の機会や場所がないのはおかしい!」といった、反動的な荒削りなパッション、社会に対する憤りというか、そういった勢いだけのモチベーションがひたすらに自分を動かしていました。

ただ、この5年間の「表現者を応援したい!」という色々な表現者を巻き込みながらの試行錯誤の日々は、楽しいことも多かったですが、自分の知識や経験のなさをひたすらに自覚させ、反省させる時間でもあって、そこから場所をかえ、形を変えて「学び続けている」フリペ屋、そして読書会主宰者としての財産としての今の自分に繋がっていて(すごいざっくり感)

そして、また。今年から性懲りもなく、また一方でアトリエ輪音を始めた当時からすると、自身の年齢くらいは知識を積み重ねてレベルアップできているかもしれないと【覚悟を決めた再チャレンジ】あらためて「フリペ屋」として表現者に場所や機会を提供する「メタバース芸大REST」の開校準備他をメタバース空間で進めているわけですが。

10年前のアトリエ輪音の時よりは、もう少しちゃんとした事ができるだろうか。あの頃と同じように、再び自分より若いアーティスト、アーティスト志望の若い人たちから寄せられる期待の声に、嬉しく思いつつも『孤独なプレッシャー』は相応に感じている。

でも、そんな時に重ねて思い出すのは、でも、やっぱり。アトリエ輪音当時に出会って、イラストレーターやミュージシャンとして成功したい!そんな夢を語っていたかっての仲間たちの姿で。あの時の夢を実際に叶えて活躍していることを、人づてやネット経由であっても聞こえてきたり、拝見する時があると、嬉しく思って、勝手ながら我がことのように感じて周囲に自慢したり、支えにしていたり。

うん、あまりまとまらずに振り返ってますが。人生の時間は有限。そしていつまであるかは自分も含めて誰もわからない。

でも、まだまだ頑張ってみるよ。

あっちの世界では「先輩」になってしまったイラストレーターへ。むこうでもまだまだ頑張ってね。またいつか再会したら相変わらず酷いことを言ったり、毒づくかもしれませんが、それも含めて、まあ良ければよろしくだ。

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