「ゾンビ道場」”精神病クリエイター生存の記録!”
昨年11月に合同出版より「実録 解離性障害のちぐはぐな日々:私の中のたくさんのワタシ」も初商業出版した発行者が自身の抱える「解離性障害」「双極性障害」の病状把握と承認欲求の充足、不安等の解消を目的に発行しているこの冊子は「当事者による症状や混乱」といった決して軽いとは言えない内容ではあるのですが「漫画という表現形式」をとってくれていることで。当事者外の人にとってもより理解を深める機会を与えてくれています。
また「下を向いて歩こう」「僕らが(死出の)旅に出ない理由」など、言葉単体で切り離して見るとギョっとするような自虐的な言葉も時に出てきますが。漫画のとろこどころに登場する「カウンセラーや友人たち」とのやりとりなど拝見するに「それでも」と受け止めつつも日々「世の中は面白い」と過ごされている様子にどこか安堵とほっこりした元気をもらえるのです。