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とんかつDJアゲ太郎

"まさか...千切りと同じBPM!!??? これも同じだ!!まさか!!! とんかつ屋とDJって同じなのか!!!???" 2015年発刊された本書は映画化もされたDJ青春物語。シリーズ第1巻。

個人的には『DJの夢再び!』と、スマホDJ(笑)セットを組んだことから、久しぶりに再読しました。

さて、そんな本書は東京は渋谷、老舗とんかつ店『しぶかつ』3代目としてダラダラ過ごしている揚太郎(あげたろう)が、ある日、とんかつ配達に訪れたクラブで伝説の黒人DJ、ビッグマスターフライのプレイ(とテレパシー)で受けた高揚感でDJに目覚め『とんかつもフロアもアゲられる男になりたい!』とDJオイリーを師匠に一歩を踏み出していくのですが。

2020年の北村匠海主演の実写映画も個人的には嫌いじゃなかったですが。やはり漫画担当の小山ゆうじろうのタッチが作画的な意味では【上手ではないかもしれなくも、勢いがあって】DJ舞台の本作にあってるな。と、原作漫画の良さを再確認。

またwikiによると『デジタルで展開してきた作品が、紙など他のメディアに波及してヒットした』例えば2022年今だと話題の『さよなら絵梨(藤本タツキ)』みたいに【すっかり定着した流れの初期作品としての評価】もあるらしいですが。なるほど。漫画史上では、メディアミックス、ライトノベルの先駆け『スレイヤーズ』みたいな位置づけになっていくのかな?とか、考えたり。

DJ(と、とんかつ)に興味ある全ての方にオススメです。

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