現代アートを殺さないために:ソフトな恐怖政治と表現の自由
"日本のアーティストとアートピープルは真面目で弱気すぎるような気がする。繰り返しになるが、必要な理論武装をし、説明能力と交渉能力を高め、仲間を増やさなければならない。"2020年発刊の本書はポピュリズムとパンデミックに揺れる現代アート業界を俯瞰的、刺激的に説明した良書。
個人的に、おそらくはさほど熱心ではないアートファンの私ですが。それでも『あいちトリエンナーレ』や、近年加速する【表現活動への政治圧力】には、一国民として。モヤモヤと違和感があるので。本書を手にとりました