相手に合わせたポジションチェンジ

自分がツアーを提供している側だと、もっとサイト管理者にがんばって集客してほしい。手数料を下げてほしい。などという願望。

自分が多くのホテルのRevenue Managementに関わっていると、いかに大きな結果をはやく残せるかというところから優先順位を考え、それぞれのホテルの自走をサポートするが、細かいところまで手が回らなくなる。

自分が政府組織内にいると、書類作成と組織内の調整、会議とイベント準備で追われ、地元の人々の生活から遠くなりそうな気がして、出来る限り両者の感覚を忘れないことを意識しなければならない。

とにかく、それぞれの役割で見るポイントというものは変わってくる。それは、もはや仕方が無い。そのギャップをいかに埋めるかのコミュニケーション、相手に合わせたポジションチェンジという、したたかに、だけれども柔軟にしていくのはとても大事。