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「なぜモルディブまで来て走るのか?」と言われながらマラソン大会参加した記録

また前回のモルディブ旅行から数か月もしないうちに戻って来た。これであっさりと、「一生に一度の旅」モルディブは卒業し、たぶん今後また何回か戻って来るであろう島々。なんせ、1時間足らずで来ることができる、建築デザインに優れた場所なのだ。

モルディブに入国&出国する際にはIMUGAへの登録が必要で、出発の3日前から登録できる。

IMUGA

今回の目的はただひとつ。モルディブハーフマラソン大会に参加すること。金曜日の開催だったので、前日のBIB受け取りも含めて木曜日も有給休暇を取得し、いざ、マラソン大会へ。

しかしこのマラソン大会、BIB受け取り会場や当日の詳細などが書かれた(はずの)メールが一向に届かず。支払い済メール以降は何も連絡が無いまま、とりあえず現地に向かうことに笑 

ちなみに、モルディブまでのフライトは絶対に窓側オススメ!往路進行方向向かって左側はマレ島の全貌が望める。右側でも、多くのリゾート島が点在していてとても美しい!今回、チェンナイからバンガロール経由のマレ。チェンナイからバンガロールまではカンタス航空とのコードシェア便。

ちなみにインドの国内空港って、飛行機着陸してからデータローミングでネット接続するのに時間がかかるところと、すぐに繋がるところに分かれていて、バンガロールはとにかくネット接続まで時間がかかる印象。(海外旅行者が、インドの空港のWiFiってインド国内の携帯番号が無いと使えないから不便と言っていたけれど、国内の携帯番号あってもWiFi使えない(機能していない)こともある)

上空からのリゾート島
フルマレの街のど真ん中で寝そべる野良猫
EXPOはどこ・・・
とりあえずEXPO(BIB受け取り会場)も同じところかな・・・

とりあえずフルマレに到着してから、現地在住の方と合流して、いざ、BIB受け取り会場探しへ笑 まぁ、島自体が人工島で非常にわかりやすく碁盤の目のように広がっているから、だいたいスタート地点だろうなという勘と雰囲気で目指す。(マラソン大会って、スタート地点とBIB受け取り会場が全く異なることも多々ある)

BIB受け取り会場

あった!確か15時半くらいに到着して、なぜか席に座って待たされたけれど、めっちゃ後になって、この日は16時からの受付開始になっていたようだ。早く行かなくて良かった・・・ここで良かった・・・というか、なんで連絡無いんだ。行ったらどうにかなるお国柄、しかし事前情報は必要である。

街にあるお店SMART STORE
無人店で、入店にはアプリ登録と紐づけられた銀行口座が必要な模様
カフェ立ち寄り

さて、今回は前回参加したプーケットマラソン2024とNAHAマラソンの完走Tシャツも持参して、このビーチマラソンに挑む。まぁ、とはいってもハーフマラソンだからね・・・つくづく、ハーフって中途半端な数字だなと思いつつも、フルマレ島をフルマラソンで走る場所が無いからね・・・。

マラソン大会当日は、ホテルにモーニングコール依頼して起きたものの、まぁ毎回同様街中は真っ暗。今回は徒歩15分。なかなか他のランナーが見当たらず、「あれ、マラソン大会って今日やっけ。この時間帯やっけ。」と不安になってくる。ただ、早朝からすでに開いている路面店があり、なんなら地元の人々も普通に歩いている。

会場に行くと、まばらな人々。あれ、今回のマラソン大会、もしや人めっちゃ少ないんじゃ・・・。

BIB受け取り会場に行ったときは、スタート地点には1時間ほど前に着くように言われていたものの、開始10分前になって、ようやく大会運営側からスタート地点に集まるよう案内。参加者、100名いたかどうか・・・笑

若干天気も怪しく

歩道の応援者は誰もおらず、地元の人々からは、「なぜこの人たちは、この南国に来てまでして、しんどい思いをして走っているのか」という怪訝な顔をされながら走り切る笑 給水ポイントも本当に名前通り水ばかりで、このマラソン大会こそ「一生に一度」だと確信した日!笑 

まぁ、それでも、この沖縄の水族館を思い出させるようなメダルを頂き、やっぱりデザインは素敵だなと思う。何が良いかって、走ったあとのこの穏やかなビーチよ。シャワー浴びて、朝食食べて、いざ、「何もしない」時間。

オシャレなカフェ

モルディブって、結構オシャレなカフェが多くて、それでも昼間はほとんどお客さんいないから、めっちゃ静か。メニューも細かく教えてくれる&提案してくれるスタッフが多い。あとバックグラウンドミュージックの選曲が良い!(インドのように店の雰囲気とミスマッチな音楽は無い)経営面では成り立っているのか謎だけれど、こういうお店にしっかりお金を落としたいと思う。

海鮮チャーハン

やっぱりさ、モルディブはマレでもフルマレでも、あと離島でも、とにかくご飯が美味しい!!ここは、さすが観光立国!!あと海産物を上手く調理する技術なのかな。シェフの力量。これだけのために、また戻りたいと思うよね。

空港のお土産屋

ちなみに、モルディブの空港はとりわけ大きいわけでもないし、お店も限られるのでそこまで早く着く必要は無いなというのが個人的な感想。上記のようなお土産屋さんが2~3店舗あって、あとはカフェくらい。

さて、冒頭の「なぜモルディブまで来て走るのか?」その答えは、「偶然、近隣諸国で自分の都合が良い日程でマラソン大会があったから」というのが理由かもしれない。とりあえず、2024年は1ヶ月に1度はどこかのマラソン大会に参加し続けており、距離的にも日程的にもちょうどよかったのがモルディブ。

なんかさ、人生もそんなもんじゃないのかね、と思いながら。

ビーチ沿いのレストランで、ふと考えた以下の「ビジネス幸福感」。働くのはインドで、そして観光でモルディブを訪れるのがやっぱり合っているんだろうなと思う。



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