ただ、ひたすら歩く
先日、島を5時間歩き続けた。途中、森の中へ入り、鳥居をくぐり、いつの間にか山頂へ到着し、蜘蛛の巣に突っ込みそうになりながら、誰かが落とした300円を拾い、青い海に感動し、名前も知らない花々の撮影で時々足を止めながら。
九州オルレというものを知ったのは、今から数年前。韓国の済州島のマラソン大会から帰国後すぐだった気がしている。
普段から、どこへ行くにしても結構歩く派だけれど、とはいえ市内を一駅分歩く程度。朝の30分の散歩は、いつしかジョギングに変わっていたから、「歩きに行こう」と誘われたときは、なんだか自然回帰の機会を頂いたかのようだった。
バスからの車窓。緑が美しい。
しっかり体温チェックをしてからの乗船。
船で島に渡る。
いつの間にか山登り。
道順の目印。
登りながらの、海の景色!これは、ベトナムでは無かったなぁ。
ジブリか何かのワンシーンに出てきそうな草木をかき分けて進む。
アリエッティ!
草の繁殖度合いが凄まじく、中央のイスが遠い。
歩きやすく整備されている道。
島には牧場も。
個人的にいつも思うのは、早朝登山やトレッキングでいつも挨拶する際に、すれ違うのはご年配の方々か高校生。同世代がいない。というか、20代から50代の労働人口に入る人々が全くいない。
イギリス留学時代の友人たちが来日した際、一番気に入ってくれていたのは、飛騨高山&立山黒部アルペンルート、あとは沖縄の竹富島や福岡の壱岐、熊本の阿蘇山だった。で、とにかくみんな歩くこと&自転車に乗るのが好き。
冒険感満載で、これだけ安全で清潔で、空気が美味しい国は稀有なので、今後より一層、国立公園や自然の観光資源の価値を高めていってほしいし、自分自身も言うからには、どんどん体験してセンスを鍛えたい。
また、「ただ、ひたすら歩く」を経験しても良いかも。
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感性=知識×経験 மிக்க நன்றி