【Day 20】ベトナム63省バイク旅(Ninh Thuận省編)緑と白と木と扇風機
朝。窓一面に、太陽の光が差し込んできて、目が覚めた。
滞在先の周辺は、とても静かな住宅街。
もう20日目か。まだ20日目か。こんな生活を、数か月続けてみても面白いのかもしれないな。たまに、ホーチミン市に戻って、身支度を整えて笑
コンダオ島で宿泊した宿のように、ここは、ギリシャのサントリーニ島を思い出させるようなデザインだった。
ちなみに、ベトナムの宿で面白いなと思う部屋タイプは、部屋は個室で、シャワーとトイレだけ共有という仕組み。確かに、ずっとシャワーやトイレ使っているわけじゃないし、ドミトリーだとずっと共有スペースだし、よりプライバシーがある空間で良いのかもしれない。そして、驚くなかれ、これで1泊1000円程。東京の宿はドミトリーで3000円だからな・・・。
新しい街について、お店を検索しているときに、結構「あ、この街良さそうだな」という感覚があって、それは、小さな街にある小さな洗練された空間。いくつかある中でも、例えば店内の内装に凝っていたり、オリジナルのドリンクがあったり、道はまだ舗装されていない場所もあるけれど、行きたいと直観で思える場所。
あと1泊しようかな。とりあえず、街に出よう。
OM VEGETARIAN
サービス、店内、食事、全てにおいて質が高いベジタリアン料理。ベトナムは、結構全土に渡って、ベジタリアン料理は安いうえにとても質が高くて美味しい。
その後、ちょうど、今日は月曜日だったので、こちらのカフェへ。その名も、MONDAY cafe。
ACがガンガン効いている屋内に入らなくても、陰と風があれば、長時間でもいられるんだと思う。そして、居心地が良い。朝は、近所の学生グループが多く賑わっていて、昼はとても空いていた。
たぶん、4時間くらい居座っていた・・・笑
そして、他のお客さんがいなくなり、店員さんも暇そうだな~と思って、しばらくしてチラって見たら、寝ていた!笑 写真撮ろうかなと思った矢先、何かを察知したのかまた起きてスマホ見ていた。憎めない。
ベトナムの地方都市、街を走っていて面白いのは、「開発の順番」が逆のこと。先に、めっちゃ洗練された空間がつくられて、周りは何もなくて、途中の道は舗装されていないところもあるから、行くのを諦めそうになって、それでも辿り着くと天国!・・・みたいな。公共より民間企業のスピードがとてつもなく早いのだろう。
あと、国関係なく、やっぱりデザイナーとか建築家とか、クリエイティブ関連の仕事をされている方々は、地方都市や緑に囲まれた空間のほうが、ご自身の仕事&生活に集中できるんだろうなー。だからこそ、小さな街にとてつもなく洗練された場所と素敵なサービスを提供する場所が生まれるんだと思う。住民が幸せな暮らしをしている場所は、初めて訪れる人々にも伝わるもの。
そして、私は、あと1泊することにした。カフェで宿の方に「延泊していい?」とメッセージ送ると、「いいよー」と即答。次の場所の宿の方にも、「日にち変えて良い?」と言うと「いいよー」と即答。・・・楽!
午後、また別のベジタリアン料理屋に行って、少し太陽の光が和らいだら、チャンパ王国の遺跡に訪れよう。市内から、20分くらい。
Ẩm Thực Chay Thanh Tịnh
わー!ここは、数多くのベジタリアン料理でも最強にうまかったよー!さすが家庭料理!家庭料理に勝るものは無し!美味しい食事に出会ったとき、「あ、延泊したい」って思う。I live to eat …
チャンパ王国の遺跡
さて、それぞれのチャンパ王国の遺跡の歴史や場所については、ネット上で大量に情報があるので、そちらに任せるとして、実際の写真を。
王国滅亡期(ポーハイ)遺跡群
Tháp Pô Klông-Garai (Tháp Chàm)
チケットを購入する際、「(遺跡までの移動の為の)カートを使いますか?」と言われたけれど、必要ない旨を伝える。実際歩いてみると、全然遠くなくて、ずっとバイクに乗っている身からするととても良い運動だった。
ここのチャンパ王国の遺跡はもはや滅亡期のもので、ニャチャンにあったそれとは比べものにならないほど、朽ちている感満載だけれど、こういう「陰」や「闇」の部分に興味がある。どれだけ栄えていたのか、なぜ滅亡したのか、暑い太陽が照りつける中、そして、他のグループは、映像撮影をされていた中、少しだけ椅子に座って考えた。(でも、数分で暑苦しくなって、結局また下界に降りる)
Cafe INN
行くまでの道はまた舗装されておらず、そして店内が迷路みたいだったカフェ。4階建て(屋上テラス)で、ドアがいくつもあり、トイレは3階にあり、家具が全て異なる。Smoothieという名の、普通のドリンクだった気もするけれど、とても静かな空間で、家のように寛ぐ。ここで、近くに海沿いのカフェがあることを知り、最後にここに行って、宿に戻ろうと思う。
Bốn Mùa-FOURSEASONS RESTAURANT
Tuy Hòa の海沿いの街を訪れた時も思ったけれど、こういう地元の方々が気軽に通える海沿いリゾート・レストランの存在はとても良いなと思っていて、変に西洋化されていないし、それでいて店員さんたちはとても愛想が良い。言語でいうと、店員さんは英語はほとんど話さないから、たまに「オーダーを間違えられた」等という西洋人観光客のレビューを見るけれど、それは正直、「お互い様」のような気もしている。たまに、西洋人で「ベトナム人の英語能力が低い」「コミュニケーションができない」という人々がいるけれど、その「英語は世界の共通言語」とでもいうような(もちろん一番世界での話者数は多いけれど)前提も、英語を必死で勉強した身からすると、観光客の傲慢な態度だな、と俯瞰していることもある。
また、明日朝食で戻ってきたいな。
全く関係ないけれど、次の目的地を探していた際に、面白いことをしている日本人の方々は世界にたくさんいるもんだなぁ~と思った記事。ホーチミン市からカントー市まで(160㎞)を走るのも面白そうだな、と実は以前考えていたけれど、それ以上の距離を実際走っていた人がいた。
行った場所
OM VEGETARIAN
MONDAY cafe
Ẩm Thực Chay Thanh Tịnh
Tháp Pô Klông-Garai (Tháp Chàm)
Cafe INN
Bốn Mùa-FOURSEASONS RESTAURANT
費用
宿泊費
198.000VND
ガソリン代
50.000VND
ワンタン麺
40.000VND
ココナッツコーヒー
32.000VND
Cơm tấm
30.000VND
Tháp Pô Klông-Garai (Tháp Chàm)
10.000VND
駐車料金
5.000VND
Smoothie Kiwi
35.000VND
Cà Phê Kem Vani
55.000VND
合計:455.000VND
次回行きたい場所
JOLO VILLA PHAN RANG
N2O COFFEE
ukiyo homestay phan rang
2Men Coffee
Bánh canh chả cá
Bún chả cá
Color Me Chay Quán
Liti Juice Bar