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タグラグビーでチームビルディングを行う!!

私は小学校勤務の時は毎年秋以降に学級レクの一環として「タグラグビー」の実践を行っています。

このタグラグビーは単にレクレーションではなく、
「チームビルディング」を主眼に取り組んでいます。


そのため、年度末になると、ゲームに負けたチームの中で号泣する児童も少なくありません。

私が教えた子供たちは「あの時のタグラグビーは楽しかった」
と言ってくれます。

正直、授業実践よりもこちらのタグラグビー実践が一番の実践だと自負しています。

では、このタグラグビー実践とチームビルディングの関連性についてお伝えします。

1 タグラグビーを始めたきっかけとは

最初の「きっかけ」単純に自分がラグビーが好きだったわけで(笑)
当時勤めていた自治体は、千葉県銚子市に近く、高校野球の名門銚子商業が隣町にあり、かつては野球の盛んな土地柄でしたが、Jリーグが発足し、
鹿島アントラーズのホームタウンの地であったため、私が苦手なサッカーを好きな子が多かったのでした。
(私はボールを蹴りながら走るとか、つきながら走ると二つ同時に動作するのが苦手です・・)Jリーグが発足したばかりもあり、なかなか遊びで子供たちからイニシアチブが取れず苦慮していました。

そこで当時タグラグビーが日本に入ってきて、
「子供たちが全くやったことがないことなら何とかなる!」
ということで1999年の秋に初めて実践しました。

当時は6年生単学級38人の担任をしていました。
一部の女子児童が引っ張り、
男子児童はおとなしいクラスでした。
(こうしたパターンのクラスは後にも先にもありません)

男の子に自信をつけてほしい。
そうしたことで当時は日々苦慮しておりました。
そんな背景もあり最初のタグラグビーの実践を行いました。

最初は嫌々やっていた児童も
リーグ戦を重ねるごとにハマり、
卒業時には「タグラグビーをやって楽しかった」と言ってくれました。

楽しかったと回答した児童は95%。
楽しかった理由は、
「みんなで協力してできた」
「トライができた」
「みんなで励ましあってゲームができた」
など肯定的な回答が多かったです。

もちろん反対の理由も少数ですがいくつかあり、
「ゲームでなかなか勝てなかった」
「相手チームから文句を言われた」
なども出ました。

こうした理由を受けながら以降25年、
小学校勤務時代はすべて学級経営の一環として、
子供たちの仲間づくり、目標達成など
チームビルディングの手段の一つとして取り組んでいます。

しかし単に休み時間にタグラグビーをするのではなく、
そこには子供たちが熱中する「仕掛け」をしてきました。

この点については、次回以降また詳細にお伝えします。

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